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第7回五家荘集合サイクリング参加レポート

2018年5月27日に開催された、第7回五家荘集合サイクリングに参加してきました。

朝5時頃に自宅を出発し、とりあえずは目的地に向かう上でのウォーミングアップを兼ねて
霊台橋まで移動することにしました。
霊台橋のある国道218号線を東に進み、その手前に位置する佐俣の湯の駐車場にて一旦休憩をはさみます。

目的である五家荘に向かうには、いくつかある激坂の一つを登る必要があります。
熊本市内方面から坂道を攻める人は大体この佐俣の湯をベースキャンプとして使う傾向にあるようです。
今回もしゃりんかんの方たちが、駐車場で準備されていました。
軽く挨拶を交わした後、敷地内にある銅像の前に自転車を止めてトイレ休憩。

なお、銅像の人物は西金吾といいまして、この地に存在した堅志田城というお城の城主を務めた人物だそうです。
熊本県といえば加藤清正、細川忠興、宮本武蔵、小西行長、丸目蔵人……
といった感じで江戸時代以前の著名な偉人目白押しですが、
いざ郊外に出てみると知らない人もまた結構居たりするから面白いものです。

佐俣の湯を後にして、矢部方面に少し進んだところにある霊台橋に到着。
ココをスタート地点として、目的地である五家荘自然塾を目指します。

霊台橋も自転車で足を運ぶのは3回目か?4回目?
気がつけば結構な頻度で足を運ぶようになりました(;^ω^)

とりあえず、橋の反対側からも撮影してみました。

霊台橋で折り返してもと来た道を少し戻りますと、国道445号線の入り口が左手に見えてきます。
ここからが今回のメイン、二本杉峠になります。

この入り口から峠のてっぺんまで、おおよそ15km平均勾配7%以上最大勾配15%以上
一般的に、熊本で最も過酷な激坂だと言われております(;^ω^)

ぱっと見入り口は綺麗に整備されてますし、割となだらかな道が延々と続くので
「あれ?こんなもんか」と気楽に登り始めました。
厳密には入り口のところで若干下り坂になり、そこからじわじわと登りが入るといった様相。

と、そこで今回のイベントのスタッフと思しき人が車で通りかかり、挨拶をしてくださいまして……。
その顔が明らかに引きつっていたんですが、その理由もその時は理解できませんでした。

この序盤のヘアピンカーブと出会うまでは!(;^ω^)

なだらかな道が終わりを告げた途端に、勾配15%前後の坂がいきなり登場ですよ……初見殺しにもほどがありますw
引きつった笑顔の「がんばって」はこれを示していたんですね(;^ω^)

さすがに登り切れず、いったん休憩をば。
ここを登り切ってしまえばあとは5~10%の勾配が繰り返される、概ね一般的な峠道が続きます。

一方でサドいのがこの看板(;^ω^)

最初の激坂区間あたりから、残り10km分、1㎞ごとに立ってるんです。
10%以上の激坂区間の応酬に加え、定期的に「まだあんのけぇ!?」と精神攻撃を仕掛けてきやがりますw

ということで、大体この看板を目安に、2kmに1度のペースで小休止をはさみながら、何とか峠のてっぺん目指して駆け上がっていきました。

無理をしなかったお陰で、比較的楽に登れたのも事実。
何より、早朝である、木陰は多い、沢も多い、湧き水もある、というベストコンディションが功を奏したようで……。
野犬に追っかけられた地蔵峠鞍岳の山頂界隈と比較しても、何かこっちのほうが楽なのでは……という気さえしてきますw

道中、同じ目的をもって坂を登ってらっしゃったご夫婦と休憩ついでの談笑をはさみ、先を行かせていただいた上でえっちらおっちらと登って……。
大体休憩を含めて2時間足らずでしょうか。

二本杉展望所に到着(^ω^)
Stravaの記録を見る限りでは、1時間37分33秒。移動タイム1時間24分43秒と、鈍足にしてはまずまずの成績をあげることが出来たようです。
今までいろんな峠に行きましたが、ここまで気持ちが楽なまま登り詰めたのは初めてかもしれませんw

熊本市方面が遠くまで見渡せました。
いつも登っている金峰山がずいぶんと遠くに見えています。

展望所の駐車場でストレッチ運動の後、さらに先に移動すれば、峠の終点となる三差路に到着します。

はす向かいには、お土産屋さん兼食事処である東山本店というお店がありますが、着いた時点でまだ午前9時台と来ています。
お店が開いてるはずもない……と素通りしたんですが、調べてみると実は朝8時半から開いてるんですねココ(;^ω^)
記事を書きながら「お土産ぐらい見とけばよかったー」と少し後悔w

食事処としても、今見ると魅力的ですね。
……今度子供を連れて、家族でドライブがてら遊びにこようかな、とすら思いました(^ω^)

さて、目的地はさらにその奥、大金峰と呼ばれる山の西側の峠道を南に下ったところにございました。
到着した時点で、午前9時半。
受付開始が正午なので、2時間半ほど早く着いた計算になります。

奥の会場に足を運べば……何とも大胆な横断幕が(;^ω^)
スタッフの方から「早かですねぇw」と、褒められてるんだか呆れられてるんだか良くわからないお言葉を頂きつつ、いったん会場を後にします。

会場からさらに奥を目指して300mほど坂を下りますと、せんだん轟の滝の入り口が見えてきます。

ずいぶんとうらびれた売店や食堂が立ち並ぶ敷地に一人、お爺さんが立ってまして……滝の入り口まで案内してくださいました。

案内されるがままに、売店の脇の小道を下っていきますと……。

木漏れ日と沢のせせらぎの合間からお地蔵さんが姿を現しました。

お参りを済ませたのち、さらに下へ。

木々の隙間から、せんだん轟が姿を現しました。
更に道を下って滝へと近づいていきます。
余談ですけど、こういう時はビンディングペダルSPDにしといてよかったなーと、素直に思いますねw

そして、途中にこのような立て看板が……。
読み方はせんだんとどろ、が正解なんですね。

これを目にするまで、せんだんとどろと読んでおりました(;^ω^)

遊歩道を降りること10分、せんだん轟の目の前へ。
高さは70mほどはありますでしょうか、写真では伝わりにくいですが、なかなかの迫力でした。

ひとしきりマイナスイオン(笑)を取り込んでから元来た道を戻り、駐車場まで戻ると、
先ほどのお爺さんが待ち構えておりまして……。
10分ほど話をしたところで時計を見ればすでに時間も10時半。
頃合いということで会場まで戻ることにしました。

午前11時過ぎに会場に到着。
受付を済ませた後は、同年代の自転車乗りの方々と意気投合して、自転車のよもやま話で盛り上がりました。
開会と同時に、そのまま三人で食事を頂くことに。
普段は食べないであろう山菜のてんぷらに、ヤマメの塩焼き、猪肉の汁物に、大盛ご飯。
おいしくて、ついついご飯をおかわりしてしまいましたw

会自体は食事を終えればそれで終了、という実にシンプルなもので、
あとは互いに談笑しあったり、帰りの道を一緒に選んだりと……。
私自身、同世代のsinobi氏とTwitterのアカウントを交換し合う機会も頂けまして(^ω^)
かまってちゃんな一方で一匹狼な性分が災いして大体いつもぼっちライドなので、こういう機会はとてもありがたいのですw

さて帰りのルートですが、会場を一旦北上し、二本杉峠の終点から西側に存在する朝日峠(わさびとうげ)を下る形で氷川ダム方面を目指すことにしました。

こっちもなかなかの勾配のグネグネ道が続く難所で、ダウンヒルと言いつつも20km/hくらいしか速度が出せないというチキンっぷり(;^ω^)
ところによってはジャックナイフが簡単に起きそうなカーブがあったりしましたので、安全第一を考えればそのくらいの速度でちょうどいいくらいです。

クラックも多いですし落石もありますし……。
合間に2度ほど休憩をはさみ、何とか氷川ダムの目の前までやってきました。

氷川ダムをこの位置から見るのは初めてです。
丁度いい塩梅に水が吹き上がってました(^ω^)

氷川ダムを境に熊本市方面へと足を向け、途中に軒を構えるお茶屋さん高島園にて、抹茶アイスを頂きました。
実は行きつけのお店でして、御坂遊歩道日本一石段に年イチペースで家族で登りに来るのですが、その都度帰りにアイスを頂いているのです。
今回はカミさんとではなく、同じ道を利用して帰っていた参加者のご夫婦と、三人で談笑しながらのアイス休憩。
店員さんも話に加わり、自転車で五家荘に行ったという事実に素直に驚かれていました。
……まー、ふつうは驚きますわね、あんな悪路を自転車で登ったり下ったりしてきたわけですから(;^ω^)

ご夫婦とも別れ、さらに道を下って嘉島町方面へと足を向けます。
そして、その道中にある浮島神社に久々に立ち寄ってみました。

バイクラックに自転車を立てかけ、本堂に向かってお祈りをば。

100日祝いと思しきご家族連れもいらっしゃったので、本堂界隈の写真撮影は控えることに。

交通安全お守りを買ったのが1年2か月前、息子の2歳の誕生日でした。

ということで、今後の安全を祈願してさらにもう一個購入し、自転車に括り付けておきました(^ω^)
先日阿蘇中岳の火口の前で別のお守りを買ったばかりですが、まぁ願掛けということでw

そんなこんなで自宅に帰りつき、何とかイベントも無事終了と相成りました。
朝の5時から夕方の5時まで、12時間外に出ずっぱりだったためにへとへとになりましたが、実に楽しいひと時でもありました。
また機会があれば参加してみたいですね(^ω^)

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