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【インプレ】タイヤをAGILESTに交換!二本杉峠でGP5000と比較してみた

世間様で話題になっております、Panaracer新作タイヤ、AGILEST

流行につられて、思わず買ってしまいました(;^ω^)

自転車 タイヤ パナレーサー アジリスト 1本 700C 700×23C 700×25C 700×28C panaracer AGILEST ロードバイク クリンチャー

価格:5,500円
(2022/3/23 10:42時点)
感想(0件)

通勤用に使っていたPanaracer Closer Plusに対しての評価が個人的にかなり高いものであった、という事も関係しまして、次はPanaracerのタイヤを使いたいとなんとなく思っていたところに入った新報でしたからね、買う流れは自然でした。

ただ、話題になっているだけあってどこに行っても売り切れだらけ……。

少し間を空けてからワールドサイクルさんにて物色。そうしたらAGILEST前後セットにMAXXISのチューブ2本を付けたうえでクーポン値引きで、10,000円以下で買える……ということに気づいて秒速でポチることになりましたw

カラーは、フィーリングでスキン(アメ)を選択。サイズは毎度おなじみ700x25cです。

この色を選択したのが吉と出まして、Lynskeyでこだわって導入しているオレンジ色が、自動的に増えてしまいましたw

タイヤの交換作業

早速、Lynskey Helix ProのタイヤをAGILESTに交換です。この際なのでスプロケも取り外して、汚れを落とすことにします。

御覧の通り、スプロケのスペーサーもオレンジなんですよね。

汚れを落としたところで元通りにします。

そして、随時タイヤをContinental GP5000からPanaracer AGILESTに換装していきます。

以前GP5000に交換した時の記事はこちらになります。

どちらのタイヤも大変しなやかなので、タイヤレバーを一切必要とせず、手だけで簡単に交換することが出来ました。

なお、GP5000Continental特有のトレッドパターンがありますのでタイヤの向きも決まっていましたが、AGILESTはスリックタイヤなので向きは特に規定されてないようです。

チューブも今回買ったMAXXISの物に取り換えたんですが、最初から付随していたバルブキャップまでオレンジという大盤振る舞いです(;^ω^)

タイヤのロゴマークまでオレンジ……まるでこの自転車の為にあつらえたかのようですw

で、作業完了!

続いて、実走してこれまで使ってきたGP5000との違いを見ていきたいと思います。

インプレ走行 … 二本杉峠を走ってGP5000と比較してみる

私の普段の使い方ではレースでの運用は(ヒルクライムレース以外は)想定しておりませんので、ホビーライドの一環でしかありませんが……。

AGILESTにしろGP5000にしろ、オールラウンダーを謳っているわけなので、平地、坂道、悪路……ある程度の要素を網羅できるルートを選択するのが一番です。

とうことで!

熊本随一の超級山岳、激坂二本杉峠に再び足を運んでみたわけです(^ω^)

昨年5月にGP5000で走ってますので、比較するにはちょうど良いルートです。

まずは諸元を整理してみます。

GP5000AGILEST
サイズ700x25C700x25C
ブラックスキン
重量220g190g
ありなし(スリック)
価格(定価)9,800円+税5,700円+税
購入価格(底値目安)4,000円+税5,000円+税

重量については、実計測を怠ってしまいましたので、オフィシャルサイトを中心にネットから得た情報を元に書いたものになります(;^ω^)

空気圧はどちらも、前後共に6.5bar目安となっています。

利用しているホイールはFulclum Racing Zero C17になります。

この日は前日の雨の影響で路面がそこそこ濡れてましたので、峠の入り口までの平地、ウェットな坂道、グレーチング、小石やひび割れで荒れた路面、松葉や苔で滑りやすくなっている路面……などなど、一通りを網羅することに成功(;^ω^)

ダウンヒルも含め、二つのタイヤの違いを見出すには十分な情報を得ることが出来ました。

平地での感想

まず最初に、熊本市から二本杉峠まで、おおよそ30㎞ほどの平地を走る事になります。

そんな平地でのファーストインプレッションは……他のインプレ記事などでも最初に書かれていることですが、漕ぎだしが非常に軽い、というものでした。

GP5000も、GP4000sIIと比較すれば相当軽い印象でしたが、AGILESTのほうがさらに軽量だからでしょうか、もう一歩先を行く軽さを感じます。

何の力も入れずにゆるっと目的地まで平地巡行を続けることが出来まして、余計な疲労をヒルクライム開始前に持ち込むことが一切なかった、と断言できるほどでした。

今回は雨上がりの路面だったということもあり安全を期した走りを心掛けたため(あと後半のヒルクライムが過酷すぎたことも相まって)、35㎞/h以上の速度で安定走行する機会がありませんでしたから、平地での感想としては貧相かもしれませんが……それでもこの軽さは特筆に値するかと思います。

悪路を含むヒルクライムでの感想

続いて、悪路でのヒルクライムにおける最初の感想は、タイヤから受ける感触の違いです。GP5000は、路面からの振動を受けた際、自転車を通じてどこかモチッとした感触が伝わる、そんなタイヤでした。その前のGP4000sIIも、GP5000ほどではないにしてもこのモチッぽさが気持ち良く、荒れた路面を攻略するのが楽しみになってしまったくらいです。

一方のAGILESTには、このモチッぽさが無かったです。むしろ、ハリのある感じとでも言いましょうか、荒れた路面からの振動がパリッとした感触で体に伝わってきます。ただ決して車体が跳ね回るようなことはなく、振動自体が相殺されるため、肉体への影響はかなり低減されます。感触は違えど、衝撃の吸収具合はGP5000と比較しても引けを取らない性能だと感じました。

ただ、少し気になるのが、路肩にありがちな小石を踏んだ時でしょうか。GP5000ではあまり気になりませんでしたが、AGILESTのほうはよりはっきりと小石を踏んだ感が伝わってきます。低速で小石を踏むとその違いは顕著です。

これは軽さを実現するためにサイドを薄く仕上げた影響でしょうか?気にするあまりに少しナーバスな走行になってしまいました(;^ω^) ある程度速度が出れば、この感触はあまり気にならなくなりますけどね。

あと、一部ウェットな路面を走る事にもなりましたが、雨天走行をしたわけではないので、この点に関しては有益な情報はちょっと見出せませんでした。

悪路を含むダウンヒルでの感想

最後にダウンヒルです。

実は二本杉峠の後、九州の舗装路における最高峰ぼんさん越まで足を運びまして……過去類をみない獲得標高を記録したわけですが、まぁ一連の顛末はまた別の記事に書くとして(;^ω^)

最終的に再び二本杉峠まで戻ってから、GP5000で走った時同様、朝日峠を経て氷川ダムに下るルートでダウンヒルを敢行しました。

路面状況的には既にドライになってましたので、コンディション的にはほぼ同じでした。

ダウンヒルでも車体が跳ねず、それでいてパリッとした食いつきはそのままに、非常に気持ちの良い加速に繋がっていきます。

小石を踏んだりグレーチングの段差を超えたり……いろいろな下り坂における悪路の条件を乗り越えてもなお、安心感のある走りを最後まで続けることが出来ました。

評価できていない部分

走行距離は160㎞余りですから耐久性などに関しての情報はまだまだ未知数です。

GP5000が2,000㎞走行及び1年経過でトレッドにひび割れが生じましたので、これと比較してどうなるか、が一つ評価軸になるのかなと思います。Continentalのタイヤはトレッドパターンの性質なのかひび割れが起きやすい印象があるため、これとの比較は結構重要になってくるかもですね。

そして耐パンク性もこれからですね。GP5000はパンク経験なしでしたが、今回同様チューブ事交換しましたし、距離もそこまで行ってませんのでAGILESTもよっぽどの異物を踏まない限りは大丈夫じゃないかなー……と淡い期待をしているところです。……今回、AGILESTにおいてはよっぽどな異物を踏んでしまってえらいことになったというオチが付くんですが、それは記事の最後の方で(;^ω^)

あとは雨天走行ですかね、GP5000は雨降りの黒岩峠で大活躍してくれましたので、これと比較できるような雨天走行がAGILESTでも経験できれば……あんまり経験したくないですけどね(;^ω^)

まとめ

総評としてまとめますと……いい加減な書き方にはなりますが「大満足なタイヤ」で間違いないですねw

正直、GP5000と甲乙つけがたいところで、細かい違いについては好みの問題になってくるかな、というそんな感じの感想になりました。

軽さを取るならばAGILESTの方に軍配が上がるかもですが、どっちのタイヤも乗ってて気持ちがいいので「どっちがいいの?」と聞かれると「どっちも」と言いたくなるんですよね(;^ω^)

もっとも、これからオールラウンダーなタイヤを選択したいという方には、新作である、という観点からAGILESTの方をお勧めするとは思います。

今年の覇権を握るタイヤになることは間違いなしでしょうね!(^ω^)

その後の顛末「サイドカットの悪夢」

※2022年3月24日追記

走行後しばらく悪天候だったので、晴れるまで自転車には触れてなかったんですが……。
いざ晴れた日に車体を確認してみたところ。

なんと、リアがサイドカットしてました(;´・ω・) チューブがプクーっとコンニチハしてますw

サイドウォールが薄い、とは方々で言われてましたし実際に乗ってみてそれを体感する事象をいくつか感じた、とはすでにこの記事で書いてますけど、まさかこういう形でオチが付くとは思いませんでした……。

取り外して裏返してみます。……穴空いてるのでもうこれは使えませんね。
いったい何を踏んだというのか(;^ω^)
まぁパンクしなかっただけでもありがたい話ですけどw

たまたまでしょうが、どうも私がPanaracerのタイヤを使うとサイドカットしやすいみたいで、同じ PanaracerCloser Plus も、耐久性に優れたタイヤではありましたが、一度サイドカットの経験があります。こちらは街中での走行中でした。その後の追加購入で7,000km持ったので御の字てなもんですが(;^ω^)

そもそも、二本杉峠+ぼんさん越ですからね、悪路に悪路を重ねたコンディションで耐久テストをやったようなものですw

いくらオールラウンダーを謳っているとはいっても、これほどの悪路を走る場合は、グラベルキングを使うべきなのかもしれません(;^ω^)

ということで、リアだけGP5000に戻す形となりました。

残念ながらAGILESTはサイドカット、というオチにはなってしまいましたが、タイヤの質については間違いなく高いと思いますので、また機会があったら追加購入する可能性があるかもしれません(^ω^)

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2件のコメント

    1. コメントありがとうございます(^ω^)
      サイドカットしたAGILESTですが、Panaracerにサンプルとしてお送りしております。

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