ロングライド

ブルベ(BRM422熊本200km)に参加しました!(・∀・)

先日、ランドヌール熊本さん主催のブルベに初めて参加しました!(・∀・)

前日の午後から有休を頂いて、準備を整えました。

荷物が多すぎ、といったご意見も頂きましたが、
不慣れな土地を走ることにもなるため、とりあえず何が起きてもいいように
持っていけるもんは全て持っていくつもりで準備しました(;^ω^)
準備が整ったところで、子供と一緒に午後9時に就寝。

当日朝3時に起床。
ガッツリ晴れ(・∀・)

朝4時前に自宅を出発し、まずはスタート地点である光の森を目指します。
仕事帰りで遅い時間に自転車を漕ぐという経験はあれど、
これほど交通量の少ない深夜帯の国道を走ったのは今回が初めてでした(;^ω^)
Volt400の明るさのお陰でそつなく走れましたけども、これド田舎だったらVolt400でも心もとないんでしょうねぇ……。
いずれもう一つ買おうかしら(;^ω^)

道中、ブルベに必要な装備である反射ベストを着込んだ方が……。
早速、今回ご一緒させていただくこととなったかっきー(仮名)さんと合流。
かっきーさんはブルベの常連らしく、
前回300kmに挑戦したもののパンクのせいでDNF(リタイア)されたとのこと。
豪勢なパナチタンを駆られる姿に「いいなー」と指を咥えながら
2人でスタート地点に向かいました。

真っ暗な中、ブルベの主催者の方の元に続々と自転車乗りが集まってきます……総勢10名。
30代は私だけで、あとはほとんど40代後半~50代の方たちでした。皆さんパワフルすぎます(;^ω^)

順次、参加手続きと車検、ブリーフィングが滞りなく執り行われました。

一通り終わったところで「じゃ、出発していいですよ~」という軽いノリで皆さん走り出す
……かと思いきや、きっかり午前5時になったところでスタートと相成りました。
ブルベの主催者さんも思わず「みんな真面目ねぇ」と呟かれておりました(;^ω^)

最終目的地は、長崎県島原市島原外港
200kmの距離を走るのは、今回が初めてです。

集団で走り出すというのは初めての経験でしたので、
とりあえず後ろにくっついて行くこととしました。
結果的に本格的なトレインもまた今回が初めてでした(;^ω^)
しかしこれが功を奏しまして、他の方の動きを真似しながら走った結果、
最初のチェックポイント(熊本県玉名郡南関町のセブン)までには、
手信号を始めとしたシグナル発信のコツなどが自然とつかめるようになりました。
手信号自体は普段から意識して練習してはいますが、
それ自体の意味や効果については集団で走って初めて体感できたような気がします。

最初のチェックポイントでDE ROSA乗りのムタ(仮名)さんが
立ち寄らずに通り過ぎてしまうというトラブルが発生してしまいましたが、
集団でその状況改善のサポートに回れた、ということも、1つの有意義な体験になりました。
大声で呼びかけたり、足の早い人が追いかけて捕まえたりといろいろあって、
結果的にムタさんもチェックポイント通過を達成することが出来ました(・∀・)

ところで私、ブルベのチェックポイントって
コンビニでモノを買ってレシートをゴールに持っていく
事で要件を満たす、という事を、
到達するまで一切知りませんでしたw
DHバーを付けた自転車(確かColnago)に乗っていたT(仮名)さんに色々教えて頂いたことで全容が掴めた次第です。
レシートとはなんぞや?程度に考えてたので……補給食を沢山持っていってたので、
ヘタすりゃ何も買わずに先に向かうところでしたよ。
あぶねえあぶねえ(;^ω^)

そんなこんなでチェックポイントを出発し、最初のクイズポイントまで向かいます。
筑後川昇開橋の近くに存在していた廃駅がこれに該当してましたので、自転車を留め置いてみんなで答えを探します。
皆さんの後ろ姿をカメラに収めてみました(・∀・)

その後もトレインの末端に食らいついて走ってた……んですが、信号停止ではぐれてしまいまして……。
いざ一人になってみると、キューシート(ブルベのルートを表に起こしたモノ)を確認しながら走ったとしても
「本当にこの道でいいのかしら?」と都度都度不安になってしまいます。
立ち止まっては確認……を繰り返してたら最終的にドンケツになってしまいまして(;^ω^)
こりゃ極力一緒に走ったほうが安心だ!と思い、必死に追いかけてなんとか合流することに成功しましたw

次のチェックポイント(佐賀県武雄市のファミマ)で再び補給食を買い、
Ganwell乗りの方と談笑したりでしばしの休憩をはさみました。
お名前を伺いそこねたのですがこの方、Ganwellの実質3万円の商品をSTI化して乗られてるとのこと。
私が使ってる通勤用のMomentumと似たような経緯にものすごい親近感を覚えた次第ですw

その後、次のクイズポイントまで向かいますが、遅れて到達した分、出発が遅れたために実質ソロでの走行となりました。

道も一直線で分かりやすかったのと、既に100kmを走破した後ということで気持ちにも余裕が出てきたので
ソロでも特に苦はありませんでした。

次の、そして最後のクイズポイントは嬉野にある轟の滝公園でした。

ここでもみなさんと合流出来たので、しばし談笑。
……そして皆さんの自転車を見回すと、PansonicDE ROSAColnagoGanwellFELTTrekGiant ……。

材質も、アルミカーボンカーボンバックアルミチタンクロモリと、見事にロードバイクの見本市状態(;^ω^)

ディスクブレーキを搭載されている方もいらっしゃったりとバラエティ豊かすぎて、眼福たることこの方ない風景でした。

そんな中で、フロントシングルなどというニッチな構成は私一人w
結構なアピールポイントのはずですけども、話を切り出すタイミングがありませんでした(;^ω^)
それより「重そう」と言われる始末。
10年前のアルミロードなので仕方がない話ではありますが
コレでもカタログスペックよりは1kgは軽量化できてるんです!(;´Д`)

その後は嬉野温泉の繁華街を抜けて、残り80kmの距離を走ってゴールの島原外港を目指します。
他の皆さんをある程度追いかけることが出来てましたが、峠の下りでぶち切られてしまい、後はソロ(;^ω^)

フロントシングルにしているためにトップギアがギア比4と一回り軽く、さらに走行技術が追いついていないため、
こういったときに自然と足が遅くなりますw
まぁそれでも制限時間をオーバーしないことがこの段階で確定していたので、
最後は自分のペースでのんびり走ることと相成りました(・∀・)

他の人と大きく違う行動を取ったとするならば、毎度おなじみの孤独のグルメごっこを実践したことに尽きるでしょうw
他の方は島原に到着してから昼食をとる、とのお話でしたが、時間的にもちょっと遅くなりすぎるので……。
実は家族と島原で合流して小浜温泉に泊まる手はずになっていたため、あまりお昼が遅くなると旅館の夕食に影響が出てしまいます。

それを懸念し、思いつきで入った家族亭フタバという食堂で昼食を摂ることにしました。

親子丼、ガッツリいただきました(・∀・)

窓から見える有明海もなかなかに風流でした。

食事を30分ほどで終えたところで午後1時過ぎ。
ゴールのクロージングまで4時間半もまだ残っています。

せっかくならば11時間以内に走りきりたい……という目標が生まれたので
残り距離55km程度を基本ノンストップで走ることにしました。

道中、最後の難関とも言うべき諫早湾干拓道路で実質最後の休憩をはさみました。
距離も8kmで一直線のなんてことない道ではありますが
トラックの行き来が大変多く、また道も狭いという事で、
主催者の方も危ないと念押しされたという意味での難関です。

いわゆるギロチンがこの場所になるわけですねィ。

持ってきた補給食の一つ、カスドースを喋んでの休憩タイム。
長崎土産をわざわざ長崎に持ってきて食うというのもおかしな話です(;^ω^)

羽虫だらけの諫早湾干拓道路を突っ切った後は、島原半島を時計回りに1/4周回ればゴール……。

ゴーーーーーーール!

結果として、10時間58分でブルベ200km完走認定をいただきました!(・∀・)

家族と無事合流し、足湯に浸かりながら、購入した認定メダルを眺めることとなりました。

その後自転車を車に積み込み、カミさんの運転で小浜温泉に移動し、
海鮮料理に舌鼓を打ちつつ旅の疲れを湯で癒やしました。
快晴で平地ばかりだったということもあるかもしれませんが、意外に足腰の疲れは少なく、
多少肩の痛みは残ったものの、むしろ両腕の日焼けが一番辛かったと言えます。
日焼けが温泉の湯に染みました(;^ω^)

日をまたいで朝湯に浸かったことで筋肉痛はほぼ払拭され、
概ね軽快な足取りを保ったまま小浜・雲仙・島原観光を堪能することが出来ました。
正直、追加100kmくらいなら余裕で走れたかもしれません。

皆さんに引っ張っていただいたことも功を奏しまして、
最高アベレージでの走行結果がはじき出されました(・∀・)
これが自転車の楽しいところですね、また遠乗りしたくなってきますw

まだ子供が小さい手前なかなか時間が作れないところもありますが、
機会があったら次は300kmに挑戦できればなと考えています。
年内の300kmの日は別の用事がありますし今回のブルベから間も無いため、
参加するとすれば来年以降になるとは思いますが、
まぁ折を見てマターリと(・∀・)

kazuboh