ヒルクライム

いちにのさん … 金峰山系熊ノ岳の登山口まで行ってみた

これも前年の初夏にサイクリングにでかけた時の話となります。

舞台は、定期的にサイクリングしている金峰山です。このブログでも何度か取り上げています。

金峰山は熊本市の西側に位置し、阿蘇よりもずっと古い火山群だとされています。

上のパノラマ写真はその山系の中腹あたりから撮影したもので、左から、主峰である金峰山熊ノ岳三ノ岳と3つの頂が連なってます。
主峰の金峰山は一ノ岳とも称され、順に一ノ岳二ノ岳三ノ岳と呼ばれることもあります。

この3つの峰と、主に山系の南東部に沿う格好で連なる権現山三淵山荒尾山小萩山、北部に存在する半高山実山などをひっくるめた、1つのカルデラの総称でもあります。

先日、久しぶりに金峰山に行きました。山頂まで登ったのは実に半年ぶり。有明海は靄に包まれてて、普賢岳も見れませんでした。久しぶりの金峰山ルートですが……走り始めた時間も遅かったので、あまり根詰めて走る事ができませんでした。とはいえ、行ったことのない場所を攻めてみたいと思っていたことも事実。という事で、金峰山山系の北側に位置する、半高山に登ってみることにしました。吉次峠の北側に、ぽんと佇む小さい頂がそれです。それなりに勾配のある坂道を登れば、山頂にほどなく到着します。駐車場もありますので、車でも難...
半高山に登ってみた - う゛ぇろ☆いじり
大変お久しぶりです。最後の更新から2ヶ月経ってしまいました。世界が新型コロナウイルスの影響で大パニックになった煽りも私自身が受けてまして、なかなか大手振って自転車に乗りに行く機会が作れておりません。地方の中小企業も生き残りに必死なもので……いかんともしがたい限りです。さて、そんなさなかではありますが、とりあえずネタにできそうな記事が一本書けそうなので投稿しようと思います。先日、久々に金峰山を走ってきました。今回は行ったことのないルートである太郎迫を目指し、結果的に金峰山山系を反時計回りに走るル...
小萩園と太郎迫 ... 金峰山の空白地帯を走る - う゛ぇろ☆いじり
年が明けて2019年!ここから新年の記事になります(*'ω'*)昨年、元旦早々金峰山を目指して通行止めにつかまり撃沈しましたので、今回はそのリベンジライド記事になります。今回は、キャンプ道具を持ち込んで山頂でチキンラーメンを食すという、趣向を凝らす方向で攻めることにしました。さすがに神社が構えられている金峰山の山頂で火を起こすのははばかられましたので、山頂登頂後にその属峰である小萩山に登って食べるという計画をたてました。なお、こちらのキャンプ道具は、カミさんのお父さん(岳父)からお借りしたもの...
2019年新春初乗り! 金峰山山頂、小萩山でゆるキャンごっこ、からの浮島神社 - う゛ぇろ☆いじり

今回はそんな中の未踏ルート、熊ノ岳(二ノ岳)の登山口に向かうルートを選択することにしました。

峠の茶屋から熊ノ岳に向かう

まずはおなじみの鳥越の峠の茶屋まで。

ここから県道101号線へ右折し、先のパノラマ写真を撮影したポイントへと向かいます。

真っ直ぐ進むと、本ブログではこれまたおなじみの芳野地区へと向かいます。

前回に引き続き、地元熊本の金峰山界隈のポタリングスポットを紹介いたします。今回は三ノ岳方面編です(・∀・)前回紹介した峠の茶屋から右の道に入ることで三ノ岳方面に移動出来ます。三ノ岳は、金峰山、熊ノ岳と並び、金峰山山系の中核を担う山の1つで、もっとも北側に位置する山となります。道自体は細めですが、交通量が絶対的に少ないうえに全体的に傾斜も緩やかなので、秋口などは実にのんびりとポタリングを楽しむことが出来ます。その道中、目前に次のような大パノラマが目に飛び込んできます。金峰山界隈で一番好きな風景です...
金峰山ポタリング案内②~三ノ岳方面編 - う゛ぇろ☆いじり

ここからさらに県道101号線を進み、菅原神社を越えたあたりに見える分岐を左に曲がります。

いささかキツめの勾配を登り切ると……。

道路脇になんとも如何わしさをたたえた看板の列が(;^ω^)

これ、かつて街などで利用されていた看板をそっくりそのままガードレールに転用しているんですね。

一度これを、生で見たかったのですw

このルパンの看板なんか、若い時分に街中かどこかで見たことある気がしますもん。

しばらく走ると登山口が見えてきます。ここから道なりに進むと、今度は三ノ岳方面へと抜けることができます。

熊ノ岳から三ノ岳へ

ここから先がいささかの悪路でした。

自転車乗りを殺しにかかる側溝に……。

ところどころアスファルトが剥がれて砂利やガレ場がむき出しになっています。

注意して先を進みます。

道自体は平たんなもので、ほどなくして三ノ岳奥の院の入り口にたどり着きました。

写真でいうところの右側の道から出てきた感じです。

せっかくここまで来たので久しぶりに、写真でいうところの真ん中の道、奥の院まで行くことにしました。

着々と季節が秋から冬へと変わりつつあります。そんな中、久しぶりに金峰山に行ってみることにしました。鳥越の峠の茶屋いつもどおりのルートで、鳥越の峠の茶屋へ向かいます。今回は思いつきでサドルの高さを1cm上げてみることにしましたが……。これが失敗でした(;^ω^)サドルを上げたことで尻が痛くなって、アベレージを大幅に下げてしまう結果になりました。Helix Proを組んだ際にある理論値に基づいて作った計算機を元にポジション出しをした結果を、ほんの少し変えただけでこれです。大方、間違ってはなかったということが証明...
坂と落葉とLynskey ... 金峰山系の秋の風景 - う゛ぇろ☆いじり

三ノ岳奥の院

この道も相応にしんどいルートですが、五家荘などを経験した後だと大したことはありません。当時としては最高アベレージで奥の院に到着。

境内に入り、初夏の空気を楽しみます。

とても気持ちのいい空気でした(^ω^)

5月ということで、ツツジもいい感じに咲いてました。

寂心さんの大クスで昼食を

三ノ岳攻略後は、東に下り寂心さんの大クスを目指しました。

またもや金峰山になります、2回のサイクリングにつき1回の頻度で登っている気がしますが……(;^ω^)峠の茶屋この日は雨降り後の朝方ということで、霧で少し視界が煙ってました。それに加え、季節の移り変わりの時期ということで体調も決して万全とは言えず、また寝起きというコンディションも相まって、峠の茶屋までの足取りは普段よりも重いものでした。それでも何とか登り切り、山頂に向かって足を向けます。金峰山山頂山頂手前の駐車場も御覧の通り……真っ白です(;^ω^)しかしながら、こんな天候でも早朝登山に勤しむ御老体の方々も多...
金峰山再び~山頂・ナルシストの丘・西南戦争の史跡から寂心さんまで - う゛ぇろ☆いじり

そこで持ってきたおにぎりによる昼食です。

本当に気持ちのいい天気で、チルるにはちょうど良いサイクリングでした(^ω^)

尾田の大クスと丸池

気持ち走り足りなかったので、菱形の池がある金峰山の北側の道をまっすぐ進んで玉名市天水町まで足を運んでみました。

梅雨が長引いてなかなか自転車に乗れない日々が続いております。水害も発生し、新型コロナもクラスタが発生するなど地元も大変なご時世ですが……。だからと言ってくさくさした気持ちで家に籠ってばかりではかえってよろしくありません。という事で、合間をぬって久しぶりにLynskeyで走ってきました。ちなみにボトルケージをSupacazのネオンオレンジに交換して初めてのライドとなります。これで概ねオレンジが差し色として全体に馴染んだように思います(*'ω'*)最初の目的地は、地元の自転車乗りの間で激坂と話題のドット坂。そ...
ドット坂攻略!からの坪井川下り - う゛ぇろ☆いじり

道中、なかなかの大クスが姿を現しました。

尾田天満宮のご神木だそうです。

そこからほどなく進むと、今度は尾田の丸池が姿を現しました。

金峰山湧水群の一つで一日600トンもの水が湧き出す湧水池であり、平成の名水百選にも選ばれているそうです。

山の反対側にある菱形の池柿原のお手水の森も同様に湧水池ですから、阿蘇に負けず劣らず、金峰山自体が水を多分に湛える山であるということが分かります。

年末最後のポタリングは、家族とのお出かけでした。目的地は柿原養鱒場。金峰山の東側の麓、峠の茶屋へ向かう県道一号線よりもさらに北側に位置している、虹鱒の養殖場です。熊本地震の影響もあってか一度営業を停止されていましたが、~くまもと水の迎賓館~ お手水の森 と名前を変えて再オープンされたとのことです。すべてのサービスが完全復旧するにはもうしばらくかかるとのことですが、釣り堀での鱒釣りは従来通り営業されています。家族で遊びに行くにはちょどいいと思い、自分は通勤車のMomentum、カミさんと息子は電動自転車...
2018年乗り納め ~ 柿原養鱒場で家族でマス釣り - う゛ぇろ☆いじり

帰りは西側を南下し有明海沿いを半周、結果として金峰山を一周して帰ることとなりました。

道中、たくさんの案山子が並んでいる個所がありましたので写真にこれを収めました。

足を運ぶたびに、いろんな発見のある面白い山です(^ω^)

kazuboh