ポタリング

#今日D で辿る熊本駅界隈の小高い山々

最近買った漫画に、今日どこさん行くと?という作品があります。
通称今日D
鹿子木灯先生が描かれているドライブ系の漫画なのですが、なんと舞台が熊本県。
しかもご当地の「坂道」が題材に描かれており、地元民ならではの「あるある」が存分に味わえる漫画です(*’ω’*)

その中でも特に印象的なのが、1巻の冒頭を飾る花岡山と、最後を飾る独鈷山
どちらも熊本市西区の熊本駅界隈にある小高い山で、熊本市街を一望できる隠れた絶景スポットだったりします。

自分も、行ったことあります。
むろん、自転車で。

ということで、今回は花岡山を筆頭に、自転車で足を運んだ事がある熊本駅界隈の小高い山をまとめて4つご紹介させていただきます。

花岡山

熊本駅の北北西にある小高い山です。
熊本駅にて、新幹線を降りてすぐ外に出ると眼の前に飛び込んでくるのがこの山になります。
山腹に複数のアレなホテルが立ち並んでいることからラブホ山なんて俗称があったりします(;^ω^)

熊本駅の北側に存在する万日山トンネルへ向かう道から線路の高架橋に沿って更に北へ移動すると、ご覧のような感じで登り口が見えてきます。
住宅街の一角といった趣で、車もそれなりに通りますが、全体的な交通量は非常に少ない道です。
道については、紹介している山の中では最も長く、散歩コースとしても自転車のコースとしてもそれ相応の疲労感を味わいながら登ることが出来ます。

先述したラブホの脇を通り抜け、幾つかのヘアピンカーブを乗り越えると……。

山頂に到着。

お釈迦様のお骨、いわゆる仏舎利(本物)が収められているとされる仏舎利塔が目の前に姿を表します(*’ω’*)

さらに山頂にはお寺(仏教)もあり、かつ熊本バンド(キリスト教)の石碑が存在したり、
裏側にはやけにでかい鳥居(神道)があったりと、あらゆる宗教が入り乱れているという、
何気にカオスな様相を呈していたりします(;^ω^)

大した高さではないですが、熊本市が一望できる絶景スポットなのは間違いなしです。

漫画のネタよろしく、結構カップルがデートしてたりします(*’ω’*)

独鈷山

熊本駅の南西側、田崎市場の先に屹立する山が独鈷山です。
私と同世代の地元熊本県民にとっては「弘法大師さま~」でおなじみの墓地のCMで印象に残っている山だと思われますw

そんな墓地への入り口がこちら……。
短いですけど、のっけからどえらい勾配の坂道が姿を現します(;^ω^)

漫画でも描かれていたカーブをぐいぐい登って……。

墓地への入口へ到着です。
漫画の舞台では夜という設定で、ここから先の道が描かれていませんでしたが……。

そんなことはお構いなしに、門をくぐってさらに先を進みます。
もう一つ上り坂とカーブを超えれば、後はしばらく平坦な道が数百m続きます。

かなりきれいに整備された墓地であることが見て取れます。

標高は花岡山より低めですが、ココからのロケーションもなかなかのものです。

そこから最後の上り坂(ココがわりかし急)を超えて、終点の駐車場に到着です。

流石にへこたれました(;^ω^)

補給食に、リョーユーパンマンハッタンをば。

万日山

花岡山と独鈷山の間に挟まるように存在しているのが万日山になります。
標高自体は最も高い山のようですが、車道のみで考えると独鈷山とどっこいどっこいといった印象の山です。

登り口は、花岡山のルートに対して素直に万日山トンネル方向を目指した所に存在します。
トンネルの上に橋が通ってますが、この橋に向かって走る感じです。

他にも住宅地の合間を抜けるルートが存在しますが、ご覧の通りえげつない激坂だらけです(;^ω^)
これはこれで挑戦してみると楽しいですけどw

1kmにも満たない距離を走れば、直ぐに終点にたどり着きます。
ロケーションもご覧のとおりです。
そこから先は遊歩道になってますから自転車で登るのは流石にはばかられます(;^ω^)
今度家族を連れて散歩に来てもいいかなとふと思いましたw

北に目を向ければ花岡山の仏舎利塔が拝めます。

城山

前述の3つの山に比べるといささか地味な印象を受けるのがこの城山です。
独鈷山への入り口が接する道を更に西へ向かい、坪井川を渡ってから川沿いに走るとその姿が見えてきます。

名前の通り、もともと城が建立されていたらしく、その跡地に聖徳太子堂が建てられています。
以前ご紹介した寂心さんの家臣、今福民部が建立した城だと伝えられているそうです。

またもや金峰山になります、2回のサイクリングにつき1回の頻度で登っている気がしますが……(;^ω^)峠の茶屋この日は雨降り後の朝方ということで、霧で少し視界が煙ってました。それに加え、季節の移り変わりの時期ということで体調も決して万全とは言えず、また寝起きというコンディションも相まって、峠の茶屋までの足取りは普段よりも重いものでした。それでも何とか登り切り、山頂に向かって足を向けます。金峰山山頂山頂手前の駐車場も御覧の通り……真っ白です(;^ω^)しかしながら、こんな天候でも早朝登山に勤しむ御老体の方々も多...
金峰山再び~山頂・ナルシストの丘・西南戦争の史跡から寂心さんまで - う゛ぇろ☆いじり

小ぶりな山ですが、坂道はわりかしエゲツないですね(;^ω^)
ロケーションも熊本市中心部からいささか離れた風景になってしまいますが……夜景は結構見ごたえがありそうな予感がです。


以上、いささか大雑把な記事になってしまいましたが、こんなかんじの小山が多いというのも熊本市の特徴の一つだとご紹介できていれば幸いですw
次は今日Dでどこが取り上げられるのか……楽しみに待っております(*’ω’*)

kazuboh