お盆休みを利用しての通勤車のオーバーホール、第2回目、パーツ毎のレストア後編です。
ここからは、運用中だった通勤車からパーツを分解してからの作業となります。
STIと同じく、クランクも同じUltegraであるFC-6500を今回は利用します。
ただ、運用を続けたことで、ごらんのとおり傷だらけになってしまいました。
それに加え、以前清掃時に利用したAZのチェーンディグリーザーが強力すぎて、表面塗装を溶かしてしまうという事態にも襲われ、えも言えぬ姿に(;^ω^)
ということで、STI同様にポリッシュ+クリアコーティングをかけることにしました。
取り外して、中性洗剤を利用して汚れを落とします。
組付け後の写真になりましたが、アフターがこちら。
クランクに関してはわりと元の光沢を取り戻せたように思います( ・∀・)
BBもこれまで同様、取り外して清掃後のグリスアップを行います。
運用しているのはSHIMANO Dura-Ace BB-7700なんですが……例によって、変態じみた設計です(;^ω^)
古いグリスをこそぎ落とし、玉の数を確認しながら新しいグリスを封入しました。
毎度のことながら骨が折れますw
チェーンについては逆にAZのチェーンディグリーザーを山のようにふりかけて泡だらけにした上で、超音波洗浄機にかけて洗いました。
3回かけたところでご覧の輝きに( ・∀・)
ただ、水置換をかけ忘れたため、取り付けのタイミングでサビが浮いてしまったというおまけ付きですが……。
ツメが甘いですね(;^ω^)
なお、スプロケットにも同様の処置をかけておきました。
その他のパーツも同様に清掃作業を行いました。
通勤車から外したパーツの中で、前述のクランクセット、BB、チェーンに加え、ブレーキセット、フロントディレイラー、ホイールセット、シートポスト、キャリアー等々が流用対象となります。
ほとんどの部品がUltegra6500系統で統一できてますが、リアディレイラーのみ、新たに中古で購入したUltegra RD-6600-SSを利用することになります。
RD-6500も持ってはいるんですが、クラックの発見により運用を停止している状況です。
通勤車のリアディレイラーをまた交換してみました。今度は、SHIMANO Ultegra RD-6500-SSとなります。先日外したSHIMANO Ultegra RD-6500-GSを改めて磨いてたらですね……。なんとジョイント部分にクラックが……(;´Д`)これは継続して運用するのは恐ろしいので、急遽、変わりのリアディレイラーを探すこととなりました。ということで、とりあえず型番は一つ新しいですが、メルカリで発見したRD-6600をさっさと購入。多少の傷汚れはありますが、運用には十分耐えられそうでした。さて、変速具合ですが……。なんと、バッチリ決まります。カン... シマノ引き代考察:RD-6500=RD-6600=RD-2300 - う゛ぇろ☆いじり |
パーツを取り外され、丸裸になったMomentum iWant2.1m-Cです……。
9年間ありがとうございました( ・∀・)
このまま捨てるのも忍びないので、どこかに保管しておきたいところですが……場所も取るのでどうしたものか。
悩ましいところです(;^ω^)
さて、次の記事で組み立てフェーズに入ります。