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鬼のいる山の麓へ! … 酒呑童子山登山口まで行ってみた

またちょっと古い時期の話になってしまいますが、10月の上旬に行ったサイクリングの記事になります。

この日は適当に、北に向かおう……という程度の粒度で出かけることにしました。

行き当たりばったりで走った道でしたが、意外と面白いルートになりましたので、それを記事にまとめてみようと思います。

合志市のとあるトウモロコシ畑

早速最初から脇道を散策です。

普段走るルートから脇道に入るを繰り返した先に……。

でかいトウモロコシの看板と同時に「迷路」の文字が(;^ω^)

収穫直前の畑になるんでしょうかw

なにげに面白かったので写真に収めることにしました。

菊池市七城町の秋桜と田園風景

合志市を通り過ぎ、菊池市へと入ります。

刈り入れ直前の田園風景を脇に、北へ北へと突っ走ります。

道中、コスモスが咲いていました。

こちら、菊池市七城町を流れる菊池川沿いの川べりは、例年ですと植えられているコスモスが満開でとてもキレイなんですが……。

今年は河岸工事が行われている影響か、数が絶対的に少ない印象でした。

番所の棚田

菊池市を北上し、菊鹿へ入ったところから峠道が始まります。

序盤の緩やかな個所をしばらく進んだところで脇道へとそれます。

彼岸花の名所、番所の棚田です。

……見事に全部散ってました(;^ω^)

と思いきや、一輪だけ凛と咲き誇る彼岸花が……。

思わず写真に収めます。

時期を逃したのは残念ですが、田畑の脇を流れる沢の水の音、何より棚田そのものの風景に風情が感じられて、とても雰囲気のいい場所です。

棚田を過ぎた先には、八方ヶ岳の副峰、蟹足岳(かにあしだけ)が聳え立っていました。

子供のころは「カニのハサミ」と呼んでまして正確な名前を知ったのは最近だったりしますが、まさかそのままだとは思いませんでした(;^ω^)

宿ヶ峰尾峠

番所の棚田を過ぎてから、矢谷渓谷への入り口を超えたあたりから峠道、宿ヶ峰尾峠までの道が延々と続きます。

過去何度か通ったことのある道ですが、路面もキレイで勾配もほどほどなので結構お気に入りのルートだったりします。

以前は攻略後、鯛生金山まで足を運んだわけですが、今回はわき道にそれて、山鹿市北部町にある竹間渓谷のほうに行ってみようか……などと考えていました。

ところが、目的のルートがご覧の通り通行止めという……。

先日の台風14号のせいでしょうか(;^ω^)

仕方がないので、素直に峠を登り切り、ほぼ1年ぶりに大分県日田市中津江まで足を運ぶことになりました。

奥日田スーパー林道 … 酒呑童子山登山口

さて、そこから再び鯛生金山に向かうでも良かったんですが、同じ道を走るのも面白くありません。

そこでふと、宿ヶ峰尾峠と並ぶ穴川峠に向かうルートに、わき道が存在することを思い出します。

ここがその入り口。

奥日田スーパー林道という名前だそうです。

前回来た時もこの場所に言及しています。攻略するルートとしては申し分ないようです。

厳密には、スノーピーク奥日田というキャンプ施設があるあたりから、釈迦岳の脇を抜け、鯛生金山を通り抜けて、熊本県菊池市との県境兵戸峠まで伸びる林道となっています。

今回はその後半部分を走ったことになります。

さて、いざ走ってみますと……これがまぁまぁの激坂(;^ω^)

宿ヶ峰尾峠までの道が緩く感じる始末ですw

頂まで向かうと……そこには登山口がありました。

酒呑童子山。

酒呑童子と言えば伝説の鬼として有名で、全国的には京都にある大江山に住む鬼の名前として知られているとは思います。

それと同名の山がここ九州にも存在するわけなんですが、こちらは鬼の名前ではなく、酒飲み勝負で鬼を打倒した少年の名前、ということになっています。

鬼を打倒後、大量の小便をして鬼を押し流し、それが津江川となり、山にも酒呑童子の名がつけられた、というオチまでついてます。

鬼が住んでいたという点は同じですが、名前が討伐した側……つまり、逆なんですね。

自分はこの伝説のほうに触れたのが先だったので、以後ゲームやアニメなどで酒呑童子が鬼の姿で出てくると、「童子は鬼じゃないよな」という違和感を常に感じていたほどです(;^ω^)

あと、後日父にこの山の話をしたところ「登ったことあるけど、意外と大変な山」との返答でした。山頂まで尾根伝いにひたすら歩くことになるため、アップダウンが凄くて体力をひたすら消耗するんだとかw

山そのものも鬼の様相を呈しているようです(;^ω^)

さて、峠道としてはこの登山口がピークで、あとはひたすら下り坂、兵戸峠を目指して熊本県菊池市へと戻ることにします。

そんな下り坂の途中に、水場が存在していました。

西の穴川峠にはお滝という水場がありますが、ハナグロ山を挟んだちょうど反対側にこれが存在してることになります。

名前はそのまま岩清水というそうです。

ちょうど水が切れかけてたタイミングでもあり、坂を下りたあたりのどこかの自販機でで補給しよう……と考えてましたので、大変助かりました。

おいしかったですね(*’ω’*)

これまた後日父にこの話をしましたら、さすが登山好きなだけにその存在を把握しておりました。

前々から「竜門ダムの奥には水場が二つある」と私に教えてくれてたんですけども……。やっとこさその存在がつながった瞬間でもありました。

ただ、一つ目はお滝だとして、もう一つがこっちの岩清水だとは……竜門ダムを基準に考えると、一括りにするにはちょっと遠すぎかなと、息子ながらに思ったところです(;^ω^)

兵戸峠

坂を下り、上津江フィッシングパークを尻目に国道387号線をきもち南下すれば、兵戸峠は目の前です。

兵戸トンネルを通りすぎて熊本県へと戻ります。

トンネルを超えた先、兵戸公園でしばし休憩。

数名のバイカーさんたちが休憩しているくらいで、人はほとんどいませんでした。

高所ということもあり、10月初旬ではありましたが紅葉もボチボチ始まる頃合いでもありました。

公園敷地に生える樹木がグラデーションになっていて奇麗に感じ、思わず写真を撮影。

あとは菊池市と山鹿市をブラっと流しながら走り、家までのんびり帰ることにしました。

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