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Let’s Re-Innovation! リムハンガーを作ってみた

昨日、いらなくなったホイールのリムを切断したと記事に書きました。

半年前に運用を停止したホイール、A-Class ALX280 2005年モデル。20,000km以上使ってきたという事で、Fulclum Racing Zeroの導入と前後して運用を停止しておりました。その後、後学のためにと思い分解しまして……。パーツ毎に分けて、半年ほど保管しておりました。そして迎えた年の瀬。結局屋外にリムを放置したまま半年の月日が流れてしまったので、このまま所有していても何にもならないと思い、大掃除がてら廃棄処分することにしました。ただ廃棄するのも面白くないので、20,000㎞使ったリムの状態を確認すべく、思い切って切断して...
20,000km走行したホイールのリムの厚みを計ってみた - う゛ぇろ☆いじり

廃棄処分するため……だったんですが、ただ捨てるのはもったいないですね。

ということで、元旦からノリと勢いでDIYに勤しむことにしました。

自転車の部品だけで、ハンガーを作ってみようと思います。

2年前もアルコールストーブを自作してますけど、正月休み界隈は毎回こんなことばかりやっている気がしますねw

先日、アルコールストーブを自作してみました。前回固形燃料を利用するクッカーを携帯して自転車で出かけたんですが、いざ使ってみると燃料コストがめっぽう高いという問題にぶち当たりまして……。これを機に、せっかくだから作ってみるか、というノリと勢いだけで挑戦してみました。ネットで検索をかけて出てきたものの中に、ウコンの力の空き缶を利用して作る、というものがあったのでその手順を丸々マネしてみました。利用した工具は、カッターナイフ、古びたハサミ、ニッパー、ペンチ、押しピンの4種類だけです。アルミ缶なので、...
空き缶と100円ショップグッズで、お手軽にアルコールストーブを自作してみました! - う゛ぇろ☆いじり

材料はこちら。

  • 使い古したリムの切れ端 (1/3~1/6程度)
  • 使い古したスポーク 1本
  • 使い古したニップル 1個
  • 使い古したアウターブレーキワイヤー 1本(適量)
  • 使い古したシフトアウターエンドキャップ 1個
  • 使い古したタイヤチューブの切れ端 (10㎝ふた切れ)
  • ロックタイト(適量)

作業に入る前に、リムの切れ端を綺麗に洗浄し、サビとり消しゴムを利用して軽く研磨しておきます。
断面も、ヤスリを利用して角をある程度丸くしておきます。
洋服を掛けるものになるわけですから、ここら辺の処置が甘くて、服が汚れたり引っかったりしたら本末転倒ですのでね(;^ω^)

そして、フック部分をスポークを主体として作っていきます。

ねじ切りがある方を下にし、大体半分くらいの長さを残してペンチでカット。
これまたペンチでぐいぐいとフック状に捻じ曲げていきます。

形が定まったら、アウターブレーキワイヤーをネジが切られていないほうからぐいぐいと押し込んでいきます。

ワイヤーそのものが固いとうまくいかないので、今回は使い古したNISSENのアウターケーブルを利用しました。
それでも結構な力を有するところです(;^ω^)
サイズがぴったりだったのは、まさにたまたまでした。ホイール如何ではこんなことは出来ないのが当たり前だと思いますw

押し込み切ったところで、ワイヤーの末端にアウターキャップを押し込みます。

樹脂部分を切りとると、シフト用のアウターキャップが丁度収まりますので、外れないように内側にロックタイトを塗った上で行います。

そして、リムの両端にタイヤチューブを取り付けます。
一度研磨しているとはいえ、引っかかりやすいのでここは慎重に。
いざやってみるとチューブも固いので、根気のいる作業です(;^ω^)
なお、MAVICの文字が手前に来るように、ちょっとだけ凝ってみましたw

最後に、ニップルを利用して、本来の用途と向きを逆にする形でスポークをネジ止めすれば完成。

リムハンガーの出来上がりです(^ω^)

いざ吊り下げてみると、微妙に左右のバランスが崩れてはいますが、使う上では問題なさそうです。
欲を言えば、もう一回りリムを短くカットすべきだったでしょうか。あと、フックの遊びをもう少し長めにとっておいた方が、汎用性は高かったような気がしています。

という事で、己のサイクルジャージ用として使っていこうと思います。
……いざ洋服を掛けてみると、ものすごいなで肩なハンガーが出来上がった気がしますが、まぁそこはご愛敬(;^ω^)

kazuboh