インプレッション

Lynskey Helix Pro 2019 シェイクダウン!ざっくりシルキーインプレッション!!

ついに……!

完成しましたー!!

サイクリスタ熊本さんにお願いしていたコラムカットが完了。


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今後発生するであろうポジション調整の遊びを考慮し、2cmほど長めに切ってもらいました。
フルカーボンフォークなので+αの遊びも加わってそれなりの長さに(;^ω^)
これまで乗ってたGIANT OCR1BOMAのフォークもまぁまぁ突き出てたので、あまり違和感はありませんけどねw

そのまま家に乗って帰り、ほぼ躁状態でバーテープを巻いた結果……。

あえなくいろいろ失敗(;^ω^)
左は逆巻き、右に至っては巻いている途中でちぎれるという……結果的に見るも無残な姿になってしまいました。

完成の喜びではしゃぐのは結構なことですが、その結果ツメを誤るとは……w

インプレッション

ヒルクライムでの乗り心地

まぁ気を取り直して……シェイクダウンに、おなじみの峠の茶屋を選択しました。

全体の距離は30km程度でしたが、チタンバイクの特性を最初から最後まで味わえることが出来ました。

まず驚いたのが、その不思議な硬さと張りです。
決してガチガチに硬いわけではないんですが、決して柔らかくもありません。

以前乗ったCHERUBIM(クロモリ)は、漕いだ力がパイプにたまり、しなりを伴って、後から追いかけてくるような感触でした。

CHERUBIMのスポルティフに乗る機会があったので、記事にしてみました。現在私が乗っているGIANT OCR1(2015)の本来の持ち主でもあった義父が、カスタムオーダーで作った一台です。最近になってカミさんが弱虫ペダルを読んで「ちょっと乗ってみたい」と興味を持ち始めまして。普段私が乗っているモノだとレーシーすぎるということで、コンフォート寄りのCHERUBIMでまずは試そう、という実に勝手な話でまとまりました(;^ω^)義父にお伺いを立てたところ、「いいよ」と二つ返事。ということで。長いこと屋内でお座敷バイク状態になって...
お義父さんの宝物 ... CHERUBIMに乗ってみた! - う゛ぇろ☆いじり

アルミバイクである通勤車、Momentum iWant2.1m-Cに至っては、
長期運用でフレームそのものがヘタってしまっていますので、この影響でしなりが出ており、
ダンシングでもしようものなら踏み込んだ力が横に逃げてしまうこともしばしば。

一方、同じアルミバイクであったGIANT OCR1は硬さしっかりと残っており、
多少のバネ感があるせいか加速のマイルドさを感じつつも、平地では伸びるように走ってくれる印象がありました。

ところがこのLynskey Helix Pro
思いのほか、力がダイレクトに、そのまま前に伝わります。
平地はそこまで飛ばしていないのでもう少し乗り込まないと判断できませんが、
坂道を登るときはアルミバイク並みの硬さを感じました。
ただ、板のような硬さというより、前にもちょっと書きましたが、
テニスラケットのガットのような張りのある硬さとでも書きましょうか。
これまで乗ってきた自転車とは明らかに違う個性を感じました。

Lynskey Helix Proの組立作業を本格的に開始しました。九州北部もようやく梅雨入り、遅れを取り戻すかのようにまとめて雨を降らせてくれますので、外出できないんですよね、その分ちょうどいいとも言えますが(;^ω^)まずは、これまで使ってきたGIANT OCR1(2005)からパーツをアンインストールする作業から。ハンドル、レバー、フォーク、ヘッドパーツと……バラしては汚れをウェスで拭き落とすという作業を延々と続けていきます。3年間、少しずつグレードアップさせながらここまで作り上げた一台だけに、少しさみしくもなりましたが…...
Lynskey Helix Pro 2019 組み立て・その2 - う゛ぇろ☆いじり

チタンバイクはシルキーな乗り心地。

巷ではそう言われてますが、言葉で表すならばドンピシャな表現だと思いましたね(*‘ω‘ *)

それに加え、路面から受ける振動がマイルド。
GIANT OCR1と比較すると、その差は顕著に感じられました。
シートポストからの振動もそうですが、ハンドルからの振動が特にわかりやすかったですね。
ランドナーバーであるNITTO B135との相乗効果もあるのか、腕を通じての上半身へのダメージも、そこまで強くは感じませんでした。

以上の結果が功を奏したのか、完成に伴う躁状態が影響したのか……。
峠の茶屋に向かう道の途中、いつも通り道で利用している短い坂で、
なかなかの結果がはじき出されました(^ω^)

前述した「張りのある硬さ」は、この坂を登りきった時に感じたことでもあります。

そんなこんなで峠の茶屋までたどり着いて……
改めてバーテープに目を向けてため息が出るという(;^ω^)

こうしてみると、フレームと同系色のモノを選んでしまったという点でも失敗だったように思います。

たぶん近日中に巻き直すでしょうねw
高いバーテープでしたが、質の高いエンドキャップが手に入ったと思えば……(;^ω^)

さて、前述の短い坂とは打って変わって峠の茶屋までのタイムは大したことありませんでした。
梅雨の晴れ間を選んで走ったということもあって、とにかく暑かったのと、
久々の峠の茶屋ということで、そもそも伸びる余地がありませんわね(;^ω^)

とりあえずこの日は遠出をせずに、のんびりと休憩して帰ることに。

休憩を初めて程なく、CanonndaleSynapseに乗った方がいらっしゃっいまして、
いろいろとお話をする機会を得ました。
何とお互い、今日のこの日がシェイクダウンという共通点が(^ω^)
かたやチタン、かたやカーボンと乗り換えての初乗り。

普段は登山も趣味にされているとのことで、くじゅう連山の思い出話なんかに花が咲きました。

ダウンヒルでの乗り心地

その方とも別れ、水場で補給を行ってから下山。
今度はダウンヒルです。

下りは更にマイルドな乗り心地でした。
路面からの振動が全然気にならないと来てます。

ダウンヒルは速度が出る手前、硬いバイクだと路面からの振動をモロに受けて疲労が蓄積するタイミングになってしまうんですね。

普段そんなに速度は出さないのであまり重要視してなかったんですが、
アルミバイクと比較するとその差は顕著で、上記の特性に気がつく機会を得るに至りました。

最初から最後まで、今までと比べても一層楽に下ることが出来ましたね。

これは、ヒルクライム中心のロングライドばかりやってる自分にとっては、
概ねドンピシャなフレームを引き当てた、と断言して間違いなさそうです。

その後

そんなこんなでインプレライドも終わり、坂下のコンビニでお高いコーラを購入。
シェイクダウン記念の一杯として嗜みました(*‘ω‘ *)

ま、これをぐいっとあおった結果、
お腹が緩くなってしまったというオチが付くんですけど……(;^ω^)

今後、もっと長い坂道をヒルクライムしたり、平地を高速巡行したりして、
フレームの具合をさらに深く味わっていきたいですね。

楽しみです(^ω^)

kazuboh