ジオメトリ比較補助計算機なるものを作ってみました(^ω^)
ロードバイクのジオメトリは、バイクのサイズやフィッティングをする上で重要な要素です。
自分が所有する自転車やセッティングが現状どんなものなのか……という検証を行う過程で、自然と出来上がったものになりますw
本当はExcel上で動く状態のツールだったんですが、せっかくなので勉強も兼ねて、HTML5+Java Scriptでペッペッと組んでみました。
見たところバグもなく、大体動く感じなので、公開することにしました。
この計算機の特徴としましては、ホリゾンタル換算のヘッドチューブ長とハンドル落差に着目し、
ライダーの体格に即しているかどうか(要はハンドル落差が足りる自転車かどうか)を判定する形となっております。
前者をリーチ、後者をスタック、なんて言ったりするみたいですね。
ご自身の体格に添った情報と、自転車のジオメトリ情報を打ち込むだけで簡単に操作ができます。
ロードバイクのジオメトリで、悩んでる方の参考になれば幸いです。
なお、参考にした書籍やサイトを元に組み立てたツールではありますが、あくまで諸説ある中での方法の一つになります。
これが全てというわけではありませんので、ご了承ください。
更新履歴
- 2019年11月22日:Cookieに対応。プルダウンを連動するように修正。
- 2019年11月24日:ジオメトリプリセットを追加。CANVAS更新を入力値に連動。
- 2019年11月26日:カスタムジオメトリプリセットに対応。任意プリセットを30日間保存可能。
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補足
計測方法
- 両腕の長さ
- 思いっきり両手を広げ、右手中指の先から左手中指の先までの長さを測る。
身長とほぼ同じ長さになることが多い。 - 股下長
- 肩幅に脚を広げた状態で股間にグイっと思いっきり本などをはさみ、床からの長さで測る。
計算式
①適正トップチューブ長(mm)=両腕の長さ(mm)4–195+ステム長(mm)
②適正ハンドル落差(mm)=⑤適正サドル高(mm)×落差係数–目的別落差補正値(mm)
③必要スペーサー量(mm)=②適正ハンドル落差(mm)–④最大ハンドル落差(mm)
④最大ハンドル落差(mm)=⑤適正サドル高(mm)下2桁+(シート角(∘)–72)×10–ヘッドチューブ長(mm)下2桁
⑤適正サドル高(mm)=股下長(mm)×経験係数+クランク長補正値(mm)
APPROVEDorREJECTED{③必要スペーサー量(mm)≧
②適正ハンドル落差(mm)=⑤適正サドル高(mm)×落差係数–目的別落差補正値(mm)
③必要スペーサー量(mm)=②適正ハンドル落差(mm)–④最大ハンドル落差(mm)
④最大ハンドル落差(mm)=⑤適正サドル高(mm)下2桁+(シート角(∘)–72)×10–ヘッドチューブ長(mm)下2桁
⑤適正サドル高(mm)=股下長(mm)×経験係数+クランク長補正値(mm)
APPROVEDorREJECTED{③必要スペーサー量(mm)≧
参考文献・出典
算出に際しての計算式は、以下の書籍、サイトを参考にさせていただきました。
御礼申し上げます。
一部絵素材として以下のサイトのものを利用しております。