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Momentumのフロントフォークをカーボン化しました

2018年。
明けましておめでとうございます!(・∀・)

今年も色々自転車に乗ったりいじったりしていこうと思います。

さて、新春一発目の記事ですが、乗るという点に於いては、元旦に金峰山に足を運んだ程度なので、なかなか記事に起こしづらいところです(;^ω^)

ということで、いじりのほうでネタを1つ。

年の瀬に、GIANT OCR1のフロントフォークをBOMA F-02に交換したのですが、結果的にそれまで使用してきたフォークが余りましたので……。

新春早々、これを通勤車であるMomentum iWant2.1m-Cに移植いたしました。

交換前がこちら。

元々はスチールフォークで、長年酷使してきましたので、あちこちにサビが浮いております。
そして何より、重量が1.2kg前後……重たすぎます(;^ω^)

一方、GIANT OCR1から外したフォークは、時代こそ古いですが、COMPOSITE SLという、カーボン×アルミハイブリッドフォーク黎明期の名品の1つで、重量も550gと相応に軽量ときています。
これを眠らせたままにしておくのはあまりにももったいない。

ということで交換作業を開始いたしました。
流石に寒いので、最終的なインストール作業を除いては、屋内にダンボールを敷いてその上での作業となりました(;^ω^)

まずは元から付いていたスチールフォークを引っこ抜いて、クラウンレースを外します。

フォーククラウンレースの隙間が狭かったので、カッターの歯を差し込んで隙間を作ってから、専用工具を利用して取り外すという手順をふみました。

そして外したクラウンレースは、汚れを拭き取った後で熱湯を入れた容器に沈めました。
洗浄と、熱膨張による圧入の補助を期待しての作業です。

熱々になったところで水分と油分を改めてウェスで拭き取り、根本にグリスを塗ったGIANTのフォークにはめ込みます。
そしてフォークごと上下逆さまにひっくり返して、内径3cmの塩ビパイプの中にコラムを差し込みます。
ホームセンターで売られていた物をカットせずにそのまま利用しましたので、長さ的にも見た目的にも、

ほぼほぼロンギヌスの槍状態です(;^ω^)

この状態で、フォーククラウンを両手で握って塩ビパイプを地べたに叩きつける、という手順で圧入を試みました。

一発で圧入成功(・∀・)

見る限り、傾いていたり隙間ができていたりするようなこともなく、実にあっけなく作業が完了してしまいました。

フォークを外してからクラウンレースを入れ替えるまでの所要時間、なんとわずか20分足らずというスピード対応ですw

結果、交換後はこのような感じに。
コレに合わせて、ポジションも調整し直しました(・∀・)

フレームの色と異なるフォークを装着することになりますので違和感バリバリになるかなーと当初は思いましたが、こうしてみるとそうでもないですね。
ところどころで青い部品を意識的に使っている関係か、わりと全体に馴染んでいますw

ただ、フォークの性質上、フロントブレーキのアームの長さが足らなくなりましたので、仕方なくBenefitオフセットブレーキシューを利用しました。
結果、ココだけ赤くなるというトンチンカンな状態に(;^ω^)
またフォークの形状が変わってしまったことで、フロントのフェンダーが取り付けられなくなりました。
フロントは泥の影響を受けづらいので、とりあえずは外して運用することにします。

ちなみに、前にもこのブログで書いていることですが、GIANT OCR1ロングアーチブレーキ専用ということで、フォークそのものの長さが通常のものと比較して1cmほど長めに作られています。
ところがMomentum iWant2.1m-Cのフォークの長さは、GIANTのフォークとほぼ同じときています。
ただ、ブレーキの取り付け位置のほうが1cmほどズレておりますので、この影響でオフセットブレーキシューが必要になってくるわけです。

元々どちらの自転車もコンフォート向けの設計ですから、フォーク自体の長さも似たり寄ったりになってしまってるんでしょうね。
まぁ、Momentum iWant2.1m-C自体がGIANT OCRシリーズのOEM製品としての立ち位置みたいなので、そもそも同じものとも言えるでしょう。

同じものであるならば、乗り味は変われど、ポジション出しやジオメトリへの影響はそんなに出ないはず……。
と思い、試しに乗ってみましたが、確かに感触としては「あまり変わらない」といった印象(;^ω^)

ただ、元のフォークがどストレートだったのに対し、GIANTのフォークは微妙に曲がっているということが影響しているのか、直進安定性がぐぐっと向上したようです。
両手放し運転をした際の安定性が確実に向上しました。

そして何より、ハンドル周りが軽くなりました!
これだけでも大成功と言えそうです(・∀・)

さて、2018年はこのMomentum iWant2.1m-Cで通勤を、GIANT OCR1で休日ライドを楽しんでいく所存です。

改めまして、今年もよろしくお願いいたします(・∀・)

★スペック表

ホダカ Momentum iWant 2.1m-C シマニョーロ VELOCEGRA
購入時 現在
フレーム アルミニウムインテグラルヘッド
シートピラー HL SP-214 30.9ΦX300
ハンドルバー HL RD-AL-145 25.4Φ W-400mm L-50mm
ヘッドセット Cane Creek VP-A01ACG
フロントフォーク ユニクラウン スチール GIANT COMPOSITE SL Fork Carbon/Alloy
ハンドルステム HL DA-32 25.4mm 90mm GIANT Flip stem Alloy 26.0mm-10D-90mm
バーテープ 不明 中華テープ
レバー SHIMANO ST-2300 + TEKTRO Rl-570 BK Campagnolo Veloce 2015 Ergopower EP15-VLSXC
BBセット VP-BC73 110.5-68mm SHIMANO DURA-ACE BB-7700
ブレーキシュー 不明 SHIMANO DURA-ACE R55C3
ブレーキ EVG RC462 ALLOY SIL SHIMANO ULTEGRA BR-6500
クランクセット WHEELTOP DSS110-XD2WR 53/39T 170mm SHIMANO ULTEGRA FC-6500 52-39 170mm
F・ディレイラー SHIMANO FD-2300 SHIMANO ULTEGRA FD-6500 直付タイプ
R・ディレイラー SHIMANO RD-2300 SHIMANO ULTEGRA RD-6500-GS
R・スプロケット SHIMANO CS-HG50-8W 12-25T SHIMANO SORA CS-HG50 9S 12-27T
チェーン KMC Z72 1/2X3/32X108 SHIMANO SORA CN-HG53
ペダル 不明 SHIMANO PD-M324
F・ホイール JOYTECH A171DSE ALEX ALX280 20 Hホイールセット
R・ホイール JOYTECH F192DSE ALEX ALX280 24 Hホイールセット
タイヤ 不明(700x23C) Panaracer パセラ アメクロ 700x25C
サドル VELO VL-1017A BK Sam Moanie MTBカスタムシート(Black/Blue Type2)
付属品 ベル 扇工業 SOUND RUNNER ベル OH-2250A
Cateye Volt400
Cateye Strada Smart
Ruler アルミバルブキャップ 仏式バルブ用 ブルー
KCNC ヘッドセットパーツ スペーサー OS 3MM ブルー
FLINGER SW-819FR フェンダー
TOPEAK MTXビームラックEX
エアポンプ(メーカー不詳)
Jtek Shiftmate #2
重量 11kg 10.5kg(ライト、エアポンプ無し)
kazuboh