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2015年ロードバイク改修白書

明けましておめでとうございます。

昨年中頃から全然更新してませんが、とりあえず生きてます(;^ω^)
時々Twitterでつぶやいているくらいの活動しかしていませんけどねw
ラクガキに至っては最近ほとんど出来ていないという体たらく。

一方で最近は自転車弄りにハマってまして、12月はほとんどコレに時間を費やしておりました。
結構本格的な趣味になってきたので、最近の状況をちょっとまとめてみようと思います。
今日に至るまでの、ほぼ一ヶ月間の動向となります。

■イントロダクション

こちら、4年半ほど前に購入した自転車です。
AEON Bike が販売していた、ホダカMomentum iWant 2.1m-C
いわゆるコンフォートタイプのロードバイクで街乗りやゆるポタを前提とした作りとなっています。
すでにカタログがWEB上に存在しないため、正式なスペックは明記出来ないのですがだいたい次のような感じです。
4年の歳月を経て、ペダルとかが微妙に変わっています。

ホダカ Momentum iWant 2.1m-C
フレームアルミニウムインテグラルヘッド
フロントフォークユニクラウン スチール
BBセットVP-BC73 110.5-68mm
クランクセットWHEELTOP DSS110-XD2WR 53/39T 170mm
チェーンKMC Z72 1/2X3/32X108
ペダルSHIMANO PD-M324
ハンドルバーHL RD-AL-145 25.4Φ W-400mm L-50mm
ハンドルステムHL DA-32 25.4mm 90mm
ブレーキセットEVG RC462 ALLOY SIL
ブレーキレバーSHIMANO ST-2300 + TEKTRO Rl-570 BK
F・ホイールJOYTECH A171DSE
R・ホイールJOYTECH F192DSE
タイヤVittoria ZAFFIRO 700X23C
F・ディレイラーSHIMANO FD-2300 2S
R・ディレイラーSHIMANO RD-2300 8S
シフトレバーSHIMANO ST-2300 2x8S
R・スプロケットSHIMANO CS-HG50-8W
サドルVELO VL-1017A BK
シートピラーHL SP-214 30.9ΦX300
付属品ベル
MINOURA スマートフォンホルダー
ライト(メーカー失念)
重量11kg

街乗り程度なら何ら問題のないスペックです。

が。

街乗りのみならず、4年半もの間、通勤とポタリングでそれ相応に走り倒しました。

ブレーキシュータイヤチューブの交換を繰り返しつつ、雨風の中の通勤、高低差1,000m台の阿蘇をヒルクライム、100km近い距離を遠乗りする、などといった無茶な乗り方を繰り返した結果……。
走行距離が10,000kmを超えたタイミングで、いよいよもってリムが限界に達してしまいました。

写真ではわかりにくいんですけど、抉れてしまっているのが触診して分かるくらいにリムがすり減ってしまいました。

ホイールのみならず、ブレーキワイヤー、チェーンと、手入れする箇所があまりにも多いため、このまま遠乗りを繰り返すことは命に関わると思い、オーバーホールを実行しようと意識したのが昨年9月。
ただ、自前で全てをこなしていてはロングライドの年内復帰は到底無理だという結論に至ってしまいました。
子育てや家族サービスもあるので、土日を利用したとしても修理に割り当てられる時間は当然限られてきます(;^ω^)
かと言って購入したAEON BIKE SHOPにお願いしたくても、購入した店舗がすでに閉店してしまっているため、壮大なオーバーホールは望むべくもありません。
そもそも安いロードバイクなので、オーバーホールをショップに頼んだところで価格的にはなんか損した感じになってしまいます。
ここまで来ると下手に修理するより別途自転車を用意したほうがいろいろ早いんではないか……。などと考えていたら。

渡りに船、といいますか。
このタイミングで、古いロードバイクを1台手に入れてしまいました(;^ω^)

岳父、すなわちカミさんのお父さんから「もう乗らないから」と、GIANT OCR1 2005年モデルを譲ってもらいまして。

※スペックはGIANTのオフィシャルサイトを参考にまとめました

GIANT OCR1 2005年モデル
フレームGIANT ALUXX 6061-T6 1-1/8 リプレーサブルリアエンド
フロントフォークGIANT COMPOSITE SL フォーク アルミコラム
BBセットincluding,CW (FSA BB-6000)
クランクセットFSA GOSSAMER MEGA EXO CK6020B 30/42/53T 170mm
チェーンSHIMANO CN-HG53
ペダルSHIMANO PD-A520
ヘッドセットFSA Orbit SPX 1-1/8 インテグラル(NO.26G)
ハンドルバーHL DR-AL56B 26.0-400mm
ハンドルステムGIANTフリップステム アルミ 26.0mm-10D-90mm
ブレーキセットTEKTRO TK521AG 47-57
ブレーキレバーSHIMANO ULTEGRA ST-6510
F・ホイールALEX ALX280 20 Hホイールセット
R・ホイールALEX ALX280 24 Hホイールセット
タイヤMICHELIN DYNAMIC 700X25C
F・ディレイラーSHIMANO 105 FD-5504S 直付用
R・ディレイラーSHIMANO ULTEGRA RD-6500GS 9S
シフトレバーSHIMANO ULTEGRA ST-6510 9S フライトデッキ対応
R・スプロケットSRAM PG950 9S 12-26T
サドルSELLE ROYAL VIPER SIL
シートピラーFSA SP-RK260 カーボン 27.2X350mm
付属品CATS-EYE(型番不明)
重量9.5kg

11sが主流のこのご時世としては古臭い型ではありますけど、11s以上にフロント3sの自転車がもとより欲しかったので、願ったり叶ったりでした。
また、リアディレイラーシフターULTEGRAを搭載しているという点がキモですね。
何より状態が総じて良いので、遠乗り用として活用するのには申し分ありません。

とは言えよく見ると……。

スプロケットを始めとして、足回りを中心にあちこちサビが目立ちます(;^ω^)

コレはオーバーホールとまでは行かないまでも、何かしら手入れをしなければ、とふと思いたちまして……。

まずはホイールを変えてみることにしました。
ついでにリアスプロケットを、SRAM製からSHIMANO製の新品にすげ替えることにしました。

■カスタマイズその1:ホイール&リアスプロケット

コレに先立ち揃えたのが、専用工具リムテープ。あと11s用ホイールに9s用スプロケットを付けるためのスペーサー
スペーサー自体はホイール買ったら一緒についてきたので無駄でしたけど(;^ω^)

ほいでスプロケット。SHIMANOの9s用です。

最後にホイールです(・∀・)
思い切って、CampagnoloVENTOを購入してみました。
ロードバイク業界的には「思い切る」ほど高額なホイールとは言えないんでしょうけど、私にとっては高額な買い物でした(;^ω^)

ところで、SHIMANOMAVICなどなどいろんなメーカーがある中で、なぜCampagnoloを選んでしまったのか?

カッコイイからです(・∀・)

フロントのラジアル組もさることながら、リアのアシンメトリックな組み方のスタイリッシュなことwww
最初から付いていた A-Class ALX280 も十分かっこよかったんですけど、前後で大きく異なるスポークの組み方に昔から憧れてましたので、Campagnoloがひと目で気に入りました。
最初はSciroccoを検討していたんですが、それよりも軽く、また値段も安いVENTOに狙いを定めたという次第。
ニップル赤いのもポイント高いですね(・∀・)

20151231_8.jpg

さて、上記の通り全てAmazonで買い揃えました。

商品到着後、早速専用工具を利用して、スプロケットホイールに取り付ける作業。
トルクレンチグリスなどの基本的なツールを保有していない上で組み立てるという暴挙。……まぁ、なんとかなりました(;^ω^)
いろいろ勉強したうえで近日中に改めて調整を行う予定です。

そんなこんなでホイールの換装作業が完了しました。
タイヤ自体は700x25cから700x23cに縮んでいますが、コレはMomentumのホイールにつけてたタイヤを移植した結果です。
予算不足なもんで(;^ω^)

しかしホイールの変更自体は簡単に出来たんですが、旧来の9sのホイールから現行の11s用ホイールに変わってしまったため、またスプロケットを違うものに変えてしまったため、当たり前の話ですがリアディレイラーの位置調整がガタガタになってしまいました。
自力でなんとか走れる状態にはしましたがスカッとギアチェンジできなくなってしまいましたので、泣く泣くプロショップに調整をお願いすることになってしまいました(;´Д`)
ココらへんはいろいろと勉強を継続しているところです。やはり自転車弄りを始めた者としては、自分で買ったパーツから発生した問題は自分で解決出来なければいけませんからね。
今ではMomentumがいい練習材料になっていますw

さて一方の、最初から付いていたA-Class ALX280 も十分キレイな状態を保っていますので……。

こちらをMomentumにまるっと移植してみました(・∀・)
リアスプロケット9sから旧ホイールの8sに付け替えただけなので、こっちはスカッと換装することが出来ました。
こっちのホイールをなんとかしたい、という当初の思惑を満たすことができて一石二鳥ですw

■カスタマイズその2:クランクセットのサビ落とし

さて、次はクランクセットのサビです。

インナーチェーンリングが錆びまくってます(;^ω^)

こっちは部品の交換を行うのではなく、サビを落とす方向で対応しました。
FSAGOSSAMER というクランクセットですが、時代によって取り付け方が若干異なるらしいので、事前に情報を仕入れてからの着脱作業となりました。
六角レンチだけで作業できるのがお手軽で嬉しいです(・∀・)

チェーンリングを外して、サビ取り消しゴムサビ落としクリームを用意して、ひたすらゴシゴシ。

めちゃくちゃキレイにサビが落ちていきます(;^ω^)
裏表小一時間ほど磨きまくりました。

結果的に、概ねピカピカになりました(・∀・)

この手入れを行ったことでリア同様フロントディレイラーも調整が必要になりましたが、リアの反省を踏まえ、こちらは自力でなんとか調整することが出来ました。
Momentumを利用して練習した結果、多少なりとも調整可能な技量が身につきつつあるようです(・∀・)
ついでにグリスをシャフトに補填しておきました。
BBへのグリスの補填は専用工具が必要になってくるため、今回は見送っています。

■カスタマイズその3:ハンドル周り

こちらOCR1ブラケットであるSHIMANO ST-6510 Ultegraなんですが、ネームプレートが傷と経年劣化でメッキが剥がれて黄ばんじゃっております。
更にホイール換装を試した時にボディをひっくり返したんですが、コレで更に傷を増やしてしまったので随分とみすぼらしい顔になってしまいました(;^ω^)

替えの部品を探そうにも10年前の商品なので部品の在庫もなく、また中古でも美品は1万円の大台で取引される人気商品。
ネームプレートだけのために高いお金をかけるというのも馬鹿らしい話になってきます。

ということで、カッティングシートを利用して目隠しすることにしました。

とりあえず部品を外します。
ついでなのでバーエンドキャップも同様に修繕すべく外しました。

サンドペーパーでメッキ部分を全て削り落とし平坦な状況を作ります。
Ultegra の文字が消えてしまいましたがこの際仕方がありません(;^ω^)

ほいで、ホームセンターで10cmあたり320円で売っている車用のカッティングシートを用意して、このパーツに貼っていきます。
せっかくなのでカーボン柄にしました(・∀・)

曲面はドライヤーを利用してシートを伸ばす形で極力キレイになるよう努力した結果、こんな感じにまりました。
部品が小さいのでフチの部分をキレイに仕上げる事は事実上不可能でしたが、まぁとりあえずは形になりました。
しかし写真を見ると手作り感が半端ないですね(;^ω^)

安っぽくなるかなーとちょっと不安ではありましたが、いざバイクにとり付けてみるとあら不思議。
なかなかなブラケットに生まれ変わってくれました(・∀・)
ついでにバーテープも、SHIMANO PROの厚手のタイプに交換。
ベルも付いていなかったので、コラムキャップにつけるタイプのものを追加購入しました。
道路交通法的にはベル必須ですからね(・∀・)

バーエンドキャップは残念なバーテープの巻き方も相まってショボクレた感じになってますけど、まぁ今はコレで十分です(;^ω^)

■カスタマイズ結果

カスタマイズ後の結果をまとめると、次のような感じになります。
2015年にカスタマイズしたので、OCR1.15と呼ぶことにします(・∀・)

GIANT OCR1.15
フレームGIANT ALUXX 6061-T6 アルミ 1-1/8 リプレーサブルリアエンド
フロントフォークGIANT COMPOSITE SL フォーク アルミコラム
BBセットincluding,CW (FSA BB-6000)
クランクセットFSA GOSSAMER MEGA EXO CK6020B 30/42/53T 170mm
チェーンSHIMANO CN-HG53
ペダルSHIMANO PD-A520
ヘッドセットFSA Orbit SPX 1-1/8 インテグラル(NO.26G)
ハンドルバーHL DR-AL56B 26.0-400mm
ハンドルステムGIANTフリップステム アルミ 26.0mm-10D-90mm
ブレーキセットTEKTRO TK521AG 47-57
ブレーキレバーSHIMANO ULTEGRA ST-6510
F・ホイールCampagnolo Vento Asymmetric G3
R・ホイールCampagnolo Vento Asymmetric G3
タイヤVittoria ZAFFIRO 700X23C
F・ディレイラーSHIMANO 105 FD-5504S 直付用
R・ディレイラーSHIMANO ULTEGRA RD-6500GS 9S
シフトレバーSHIMANO ULTEGRA ST-6510 9S フライトデッキ対応
R・スプロケットSHIMANO CS-HG50 9S 12-27T
サドルSELLE ROYAL VIPER SIL
シートピラーFSA SP-RK260 カーボン 27.2X350mm
付属品CATS-EYE(型番不明)
扇工業 SOUND RUNNER ベル OH-2250A
ライト(メーカー失念)
重量9.4kg(推定)

自分でいじりだすと、余計に自転車に愛着が湧いてくるから不思議ですね!(・∀・)

■今後の課題とカスタマイズ予定項目

ポジショニング

岳父から譲り受けた直後に調整を施して阿蘇を100kmほど走ったんですが、この時はビシっと調整でき、いつもどおりの筋肉痛は残りましたが、安定して走ることができました。
しかしながら、タイヤサイズを25から23に変えたことでシートの高さが大きく変わってしまい、タイヤ交換後に金峰山を攻めた際には腰の痛みが出るという弊害が生じてしまいました。

ライディングポジションを安定させるために、タイヤサイズを25に戻すか、あるいはハンドルの高さを何とかして是正するかのいずれかの対策が必要そうです。
フォークコラムの長さに遊びがないので、後者を実現するためにはステムの交換も視野に入れておいたほうが良さそうですねェ(;^ω^)
なんなら、ハンドルごと変えてしまおうかとも考えています。
数千円オーダーの買い物で十分実現可能ですしね、ついでに最大で100g前後の軽量化も図れますのでw

ブレーキ

単純に今のブレーキは効きが悪くて怖いです!(;^ω^)
金峰山山頂付近の下りでは死ぬかと思いました……。
ブレーキシュー自体がヘタってるというのもあるでしょうけど、ロードバイクではあまりいい評判を聞かないTEKTROの製品ですし、何より全体的にサビも見受けられる状態なので、いずれ換装しようかなと考えてます。

サドル

今のままでも十分といえば十分なんですが、経年劣化で黄ばみが目立つのが不満だったりします(;^ω^)
何とかしてキレイにしたいんですけど、キレイにならないようであれば新品購入もやぶさかではないなあと思ってたり。
痔持ちなので穴あきサドルが欲しいところですね、結構高いのが玉に瑕ですが(;´Д`)
チョイス次第では更に100g以上の軽量化が期待できそうです。
何とかして9kgを切れればなあとは思うんですが、こればっかりはフロントフォークフルカーボンのものに替えないかぎり無理そうなので現状諦めてます。
数万円オーダーの改修はしばらく無理そうなので(;^ω^)

ハブのグリスアップ

買いたての完組ホイールは、ハブに塗られているグリスの量が少なめに設定されているとの噂を聞いているので、どこかのタイミングでグリスアップを行う必要が出てくるようです。
特にCampagnoloのホイールはラチェット音が大きい、という噂を聞きますので。
音が大きい=グリスが枯れているとの証拠だとすれば、コレを無視すれば大変なことになってしまいます(;^ω^)
そこで、実際にどれくらいの音がするのかを将来的に検証すべく、動画を撮ってみることにしました。

爆音、というほどではないですがまぁまぁデカい音で回ります。

他の方の同一メーカーのホイールZONDAと比べれば、走行距離の関係もあるでしょうけど、私のVENTOはかわいい音で回ってるように思いますw
定期的に動画を撮って、比較しながらグリスアップのタイミングを見計らう予定です。

バーテープ

キレイに巻けるようになりたい!!!(´;ω;`)

■総括

いやはや、ちょっとした修繕のつもりで始めたはずなのに、なかなか奥の深い世界に入り込んでしまった感じがしています。
遠乗りよりも自転車整備のほうに楽しみがシフトしているくらいですからw
一度踏み込んでしまったからには、プロ並みには到達できないにしても、それ相応にこなせるようにはなりたいなと思っています。
己の命にも関わってくる事なのでなおさらですね(;^ω^)

今後もTwitterとかで適当につぶやいていくでしょうが、またある程度まとまったらこんな感じでブログに上げていくと思います。

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