今回は、SPD-SLのペダルとシューズを買っちゃいました、というお話です(>ω<)
これまでは、遠乗り用、通勤用ともにSPDのペダルを利用してきました。
シューズも、SHIMANOのSH-CT40を利用してきました。
ところが、通勤用に使っていたペダル、PD-M324にいよいよガタが来まして……。
昔、右のペダルの分解とグリスアップを試みたんですが、同じノリで左を分解したところ、
トルク不足で玉押しがガッツリ締まりこんでしまい、使い物にならなくなってしまいました(;^ω^)
ここ最近、通勤用自転車の右のペダルからカチカチと「異音」がするようになりました。実は今回で、三回目の異音発生、全く同じ症状です(;^ω^)前回はシールドキャップを外してグリスを封入し改善、その次はバラしてしまおうと考えましたが知識が追いついておらず、同様のグリスアップに留めて改善。しかし、おおよそ2年半で3回目の異音となると、さすがに抜本的解決を目指したくなります。使用しているペダルは SHIMANO PD-M324で、ネットで調べると結構グリスアップを行われてる方々の記事が引っかかります。そういった記事を参... SPDペダルPD-M324のグリスアップ - う゛ぇろ☆いじり |
専用工具も5000円以上する高価なものですし、かなり長いこと使い倒してきましたので、交換時と割り切って買い換えることにしました。
まずはおなじみのWiggleにて、ほぼ底値になっていたPD-5800を7930円で購入。
国内で買うと9000円台が最安値なので、それを考えればかなり安いですね。
そして……。
フタを開けるとハリボーが入ってました(;^ω^)
時々おまけに入っていると噂には聞いてましたが、いざ届くと面食らいますねw
そういえばツール・ド・フランスの開催の一週間ほど前に注文したのですけど、それも関係してたりするんですかね?
ペーター・サガン選手の補給食としても有名ですからね>ハリボー
……関係ないですかね(;^ω^)
そして、ペダルが届いてからおおよそ10日後に、ぶらり立ち寄ったスポーツデポにて、MAVIC AKSIUM IIが、これまた7800円前後というお買い得価格で売られていたためこちらも合わせて購入することに。
定価を考えればなかなかのお値引き具合。
型落ち品ということもありますが、初めて手にするSPD-SLシューズということを考えれば十分です。
……。
本当は、7月にペダル、8月にシューズ、といった具合にちまちま揃えようと考えてたんですけどね……。
まとめて買っちゃったのでまた金欠になってしまいました(;^ω^)
早速開封して、クリートを装着していきます。
SPDと比べて、ことさらにゴツいですねぇ(;^ω^)
1週間ほど通勤で使ってみました。
使い勝手、という観点から見れば、SPDの方に軍配が上がります。
まずはクリートのはめ外しについて。
これについては、長らくSPDを利用しておりましたので、お陰様といいますか、立ちごけはしませんでした(;^ω^)
SPDと比べて硬いですが、慣れればなんてことはないです。
しかし、初めてのビンディングシューズがSPD-SL、というのはオススメ出来ないほどの硬さです。
SPDで慣れて、SPD-SLに移行する、という手続きを踏んだほうがいいんだろうな、と己の体験から感じました。
さて、問題はペダルにクリートをハメ損なった時です。
ズルッズル滑ります(;^ω^)
SPDのシューズは本来MTB用ということもあって、
クリート位置がズレてたりペダルがひっくり返ってたりしてもそのまま踏み込む事ができましたが、SPD-SLは違います。
靴の裏面がツルッツルなので、掴みどころが一切なく、見事に足を踏み外します。
立ちごけならぬ、乗りごけしそうな勢いです(;^ω^)
続いて靴そのもの歩きやすさですが、これも決していいものではないですね。
脚を踏み出すときもカカトから、というのは自然と出来るんですが、長時間その歩き方を保とうとすると、足首に疲れが溜まってきます。
カカトを上げて、クリートの面をそのまま地べたに押し付ける感じで歩けば意外とフツーに歩けますが、当然ながらクリートが摩耗しますし……。
こりゃー、街乗りには不向きですね、当たり前ですけどw
通勤はほとんど街乗りの延長なので、長期的な運用はいろいろと勝手が悪いと感じました。
最終的には、遠乗り用のGIANTに移植する形で運用することになると思います。
続いて、力の伝達効率に関してですが……これはSPD-SLの方に軍配が上がりました。
SPDと比べた場合ですが、SPD-SLのほうが力が逃げない気がするんですね。
まず、シューズの質が違います。
SPDのシューズは裏面も普通のスニーカーの延長といった感じですが、SPD-SLは一面プラスチックでガッチガチです。
ガチガチな分、力がダイレクトにペダルに伝わります。
さらに、前者が紐靴ということもあってか、靴そのものが気持ち緩めで母趾球を意識して踏まないと力が逃げていたように感じられていたのに対し、
後者は靴そのものが細身で、マジックテープでガッチリと挟み込むように足を固定してくれてますので、逃げる余地がありません。
これだけでも安心感が違います。
続いて、ペダルの形状。
SPDは、クリートを2つのネジ穴で、事実上の点となって足とペダルを固定します。
前後左右の遊びも非常に多いです。
一方、SPD-SLはネジ穴3つでクリートを固定しますので、足との接触が面になります。
その結果、前後左右の遊びも少ないです。
……黄色クリートなので、これでも1番遊びがあるんですけど(;^ω^)
この点と面の違いが、踏み足と引き足の感覚にも影響します。
引き足のほうが分かりやすいんですが、点であるSPDはペダルを紐で引き上げているような感覚があるのに対し、
面のSPD-SLは足がペダルに直接張り付いているかのような感覚を与えてくれます。
さすがはロードバイク専用、長距離を効率よく走るのであれば、SPD-SLのほうが適しているようです。
SPD-SLの導入により、自転車の楽しみ方が更に広がった気がします。
遠乗りするのが今から楽しみです(・∀・)