ホダカ製のロードバイクを買っておおよそ半年。
いい感じにロードバイクに体が慣れてきたので、一度はロングライドに挑戦しようと考えておりました。
その折、「日常のDVD ３巻」で、地元の観光地が何故か複数取り上げられていたので、早速コレを題材に走りに行こうと気持ちが固まりまして。
昨日９月１０日に、輪行する形で人吉市の大畑駅から自転車で熊本市内を目指すロングライドを敢行致しました(・∀・)
……結果としましては八代市までで力尽きましたけどねｗ
とりあえずその一部始終を、自分をゆっこに置き換える形で絵日記風に紹介したいと思います。
普段乗っている自転車がこちら(・∀・)
ホダカがAIONサイクルショップで販売するMomentum iWant 2.1m-Cでございます。
広告の打ち出し方に問題があったという噂を聴く事が多いブランドですが、GIANTのOEM製品であることには間違いなく、品物としてはなかなかしっかりしているようです。
最初に手を出すロードバイクとしてはいい買い物をしました(・∀・)
さて、今回はまず、この自転車を列車で運ぶいわゆる「輪行」を行う必要があります。
早速駅に到着後、バラして袋詰め作業を行いました。
まぁまぁ重いんですね、これが（；^ω^）
決して高い自転車じゃないので、重量が11kgもあるんです。
それでもシティサイクルとかに比べればはるかに軽いんですが、コレを担いで駅の構内を歩きまわるのは結構骨でしたｗ
この荷物を抱えてJR特急くまがわ1号で人吉駅へ。
朝も早かったからか、道中自然と寝入ってしまいました。
何故か仕事をしている夢を２回も見てしまいましたが……定期的に見るこの夢の傾向って何なんでしょうね（；^ω^）
１時間ちょいで人吉駅に到着。JRいさぶろう1号に乗り換えて、大畑駅を目指します。
８時半熊本駅出発して、１０時半に到着しました(・∀・)
いさぶろうはいわゆる観光列車なので、こういった仰々しい荷物を抱えた乗客は珍しいらしく、駅のおばちゃんたちから結構訝しがられましたｗ
もっとも基本的には気さくな人達で、事情を話してみると「逆のパターンは結構いる」とのこと。
なるほど、結構な山奥にある駅だからでしょうか、自転車で坂道アタックをしている地元の人たちが結構いるようです(・∀・)
ということで早速駅の構内を散策。
大畑駅といえば、名刺を駅の構内に置いていくことで出世する、という事で有名な場所です。
私はといいますと……しっかり、持ってくるのを忘れてました（；^ω^）
これは出世の見込みはないということか、神頼みに頼るなということか……どっちにしても自分で頑張るしか無いようですｗ
そして構内にて早速白石稔氏の名刺を発見。
めちゃくちゃ目立つところにありました（；^ω^）
他にも室井滋の名刺を見つけました。旅番組とかで色々紹介されてきているんでしょうね(・∀・)
それにしても……日常のDVDの影響で足を運んだ人は私の他にいるんでしょうか……。
どちらかと言えば夏目友人帳の聖地巡礼者が多いという印象を受けました。
置いてあるノートにニャンコ先生の名前がチラホラとｗ
まだ見たこと無いんですが、一度は見ておきたいと思っている作品の一つです(・∀・)
小さな駅だけに散策も一瞬で終わり、ロングライドを開始することにしました。
早速輪行してきた愛車を組み立てる作業に入りましたが……。
両手が油だらけに（；^ω^）
初めての輪行ということもあって、チェーンのケアが結構いい加減なままでした。
一応出発前に掃除はしたんですけど、専用のクリーナーがないとこれ無理ですね。
せめて軍手の類を持っていくべきだなとこの時思いました。
そんな折
油ン汚れなァこっば使うとキレェ落ちっどもん
(油汚れならばコレを使えば綺麗に落ちるだろう)
というネイティブ肥後弁で接してきたオジサンはマジでこんな顔していました。
日常作中に出てきた屋台のインチキ親父と本当にフォルムが一緒だったんです（；^ω^）
実際には、本当に気さくで人当たりのいいオジサンでした。
一緒にいたオバサンたちも球磨川沿いまでの道を教えてくれたりと、とにかく揃って優しい人達ばかりでした。
さすが人吉。ウッチャンを生み出しただけの事はある(・∀・)
さて、オジサン・オバサン達の親切を受けて、気持ちのいいロングライドのスタートと相成りました。
オバサンに言われるがまま、駅を出て西側ルートをたどって球磨川沿いを目指します。
この山道だ、とにかく下りまくるだけだろう、とタカをくくっていましたが……コレが間違いでした。
初っ端から、まあまあの上り坂（；^ω^）
坂道スタートは今まで経験がなかったので、のっけからペース配分を間違えてしまいました。
これが後々響いてくるわけですがｗ
……えっちらおっちら登って、何とか国道までたどり着くことができました。
出発からおおよそ10ｋｍ地点。人吉市の球磨川沿いに到着です。
あとはひたすら道を下るだけなんですが、やはり田舎道。登ったり下ったりの繰り返しで、結構骨でした。
とりあえず見つけたランドマークを幾つかご紹介させて頂きます。
おおよそ30ｋｍ地点にあるのが球泉洞。道中うっかり道を間違えて、旧道の方に入ってしまいました。
悲しいことに途中で全面通行止めになっており、5ｋｍほどロスしてしまいました。
気を取り直してトンネルをくぐったわけですが、このトンネル内部が2ｋｍ程の坂になっておりまして、地味にしんどいという罠（；^ω^）
しかし乗り方を覚えると、2ｋｍ程度の坂も楽に登れるから、不思議なものです(・∀・)
球泉洞に到着後、休憩がてらアイスキャンディーを一本購入。
鍾乳洞自体は一昨年くらいに来たことがあるので、入場するのは控えておきました。
40ｋｍを超えたあたりにあるのが瀬戸石ダム。
そろそろ自販機ないかなーとあたりを探し回りましたが、一台もありませんでした（；^ω^）
このあたりは本当にお店の類を見つけれれなかったので、一瞬焦ってしまいました。熱中症が一番怖いですからね……。
ちなみに、川沿いに線路も走っているんですが、この途中に白石という名前の駅が存在します。
50ｋｍ地点で坂本村の道の駅に到着。
白石ときてさかもとという、何気に名前がネタ満載の道のりでございますｗ
字面も阪本だったら完璧ですけど、それはまぁ仕方のないことで（；^ω^）
このあたりで膝の内側の肉が痙攣しだしたので「ヤバイ、八代までで我慢しよう」とゴール地点を変更しました（；^ω^）
序盤の坂道ペース配分ミスがここで大きく影響として出てしまった感じですね。
膝の内側が気になりだしてからの10ｋｍの走行が辛いこと辛いこと……。
4時間半程度でなんとか八代市まで到着しました。
更に、熱中症対策と称して水分をマメに取り過ぎた結果、お腹が緩くなる始末。
このまま走り続けたら本当にヤバイと思ったので、新八代駅に移動してそのまま輪行して帰宅の途につきました。
家に帰って走行距離を測ってみたところ、合計80km。
目標の100ｋｍにあと一歩足りていない手前多少の悔しさも残りましたが、コレは行けない距離ではないと思いました。
しかしながら、最初のロングライドでは色々と学ぶこともありました。
・軍手は持っていけ
・エネループを持って行こう(GPSつなぎっぱなしは電池が足りない)
・坂道のペース配分を間違えると死ぬ
・道中に食べる一口羊羹が異常に旨い
日を改めてまた挑戦したいと思います(・∀・)
