テンションプーリーを11Tから12Tに交換しました。
本来プーリーの大型化は、ディレイラーケージ内部のチェーンの動きを滑らかにし
より楽にペダルを漕ぐために行われる手段(らしい)のですが
今回の私の行動はこれとは目的が異なります。
少しでもチェーンのテンションを上げてしまいたい、というのが今回の目的です。
再三こちらの記事にも書いてますが、私のGIANT OCR1は
2×11用のリアディレイラーを1×11で運用し、かつ、
Roadlinkを利用して無理やり11-40Tのスプロケをぶっこむという
非常にあやふやな構成となっております。
そもそもが、2×11用のリアディレイラーです。
構成上、ワイドレシオにすればするほど、トップギアでのチェーンテンションはユルユルになります。
現に、チェーンの長さを間違えていたという前提だったとは言え
トップギアでリア側のチェーンが外側に外れるというアクシデントにすら見舞われてしまいました。
チェーンの長さを適正にしたとはいえ、もう少しテンションを上げたほうが安心出来る。
そのための方法として、プーリーを肥大化させればいいのではないか……という素人考えから
今回の改造に至った次第です(;^ω^)
ていうか
最初からこっち買っとけよという話ですよね(;´Д`)
まぁ、紆余曲折を経て至った結果なので仕方がないですが……。
早速、いろんなサイトを調べまくってプーリーを探しました。
至った結論としましては、同じSRAMのMTB用プーリーを購入して、それと現状のものを差し替える、というものでした。
それ以上のサイズはプーリーケージの破損を招きかねないですし、何より純正という点で安心感が違います。
取り扱っているところが少なくて難儀しましたが、bikeINN で偶然見つけてしまったので、衝動的にポチりました(;^ω^)
開けてみると、こんな感じのプーリーが2個入っていました。
なんと歯の形がナローワイドになっています。
なんとも既視感のあるパーツだなーと思ったら……。
こっちのプーリーと一緒やん(;´Д`)
……結局、実はこっちに買い直したほうが良かったんじゃないの……?
なんとも回りくどい変遷を辿ってしまったものです……。
せっかく買ったものなので、とりあえず交換してみることにします。
比較してみると……サイズが一回り違いますね。歯そのものが長いので更に大きく見えます。
ちなみに、どっちのプーリーにもベアリングが圧入されています(・∀・)
ガイドプーリー、テンションプーリー双方を入れ替えてしまうと最初は考えてたんですが、
ガイドプーリーの方だとプーリーケージとの干渉が発生しそうな感じだったので一旦諦め
テンションプーリーの方だけを取り替えることにしました。
ビフォーがこんな感じで……。
こっちがアフターです。
見た目の差は多少なりとも出てますけども、劇的に変わったわけではありません。
地味なものです(;^ω^)
チェーンもプーリーケージから飛び出すこともなく、またナローワイドになっているので
暴れてくれなさそうだ、という安心感があります。
この構成で、実際に100kmほど走ってみました。
道中、20%を超えんばかりの未舗装の悪路をトップギアで下ることもありましたが、
チェーンが外れることは一切ありませんでした!
正直、チェーンの長さを適正にしたのが一番の効果で、
プーリー交換はプラセボのような気はしていますが、とりあえず満足したので良しとしましょう(;^ω^)