仕事から帰ったら、デカくて赤黒い箱が国際郵便物として届きました。
先月中頃に、Wiggleでホイールのセールが行われており、そこでFulcrum Racing Zero C17が一日だけ底値になったんですね。
¥67,798ですよ。
こんなお値段で手に入る事なんてなかなかありません(;^ω^)
会社の昼休みに目を付けて、帰宅後カミさんに相談したら「いいんじゃない、買えば?」とのありがたいお言葉を頂けまして!
就寝直前にすぐさまポチりましたw
ロストが怖いので、追跡番号付きのエクスプレス発送(¥670)を選択しました。
翌日、価格も¥75,000を超えてまして……決断して本当に良かったなと胸をなでおろしました。
ちなみに、通勤車であるGIANT OCR1に搭載しているA-Class ALX280が20,000kmを突破しており、ほぼ限界に達しています。
なので、Lynskey Helix ProのCampagnolo VENTOをGIANT OCR1に移植して、替わりにミドルエンドなホイールを買おうと常々考えていました。
ZONDAクラスでもよかったんですが、VENTOと比較すればグレード的にはそこまで大きくは変わらず、面白みを感じません。
何より、チタンフレームに合うホイール、かつできれば金属にこだわりたい……という気持ちもありました。
ということで、FulcrumとCampagnoloの金属製品をそれぞれ比較して、リサーチを重ね、次の特徴を兼ね備えたホイールに当たりを付けることにしました。
灰色になっているところは、既に廃盤となっている商品となります。
- 硬いホイールであること
- 武骨なホイールであること
- 今のトレンドであるワイドリムであること
結果、金属系ホイールでの実質的な最上位グレードである、Racing Zeroと、Shamal Ultraのどちらかにしようと決めました。
Racing Zero NiteやShamal Mille、Racing Zero Competizioneといった最高級品も考えましたが……どうもゴージャスすぎて、サテン仕上げのLynskeyにはバランスが悪く感じたので却下しました(;^ω^)
そして、Fulcrumをまだ使ったことが無い、という観点から、Racing Zeroに絞り込まれる結果となりました。
さて、購入から出荷、通関、配達の流れです。
国際的にはまだまだ新型コロナの影響も大きく、物流にも滞りが出ています。
私のレーゼロもご多忙にもれず、ヒースロー空港にてずいぶんと待たされてしまいました。
日本に入国するまでに18日かかったというのは、これまでで最長です。
……過去に一回、同じ業者にやらかされてますけど、今さらそれを蒸し返すつもりはありません(;^ω^)
コロナ禍の真っただ中、物流に携わってくださった英国のパーセルフォースの方々、日本の入管の方々には本当に頭が下がる思いです。
関税の総額は4,200円。
総額72,000前後でレーゼロを手に入れた……どちらにしても、ビックリ仰天な激安価格なのは変わりませんね。
早速、梱包を解いてみました。
これまでに触れてきたホイールと明らかに異なる武骨な仕上がり。
それでいて、一回り軽いと来ています。
スポークはいわゆるきしめんタイプ。
エアロ効果を見越してか、スポークのみならずハブとリム面以外は全体的に薄くなるよう作りこまれているようです。
Racing Zeroのデカールがリムと同じく光り輝いていて、まぶしい限りですね(^ω^)
ハブには、上から二番目のグレードであるUSB(ウルトラ・スムース・ベアリングス)というベアリングが採用されています。
セラミックベアリングを採用しているらしく、馬鹿みたいに回る高性能なハブとなっています。
……これまで使ってきたVENTOはシールドベアリングで、メンテフリーな代物でしたが、今回購入したレーゼロは分解とメンテが可能。
ZONDAなどでは、スタンダードなスチール製のベアリングが採用されてますので、いきなり二段階グレードアップしたようなものです(;^ω^)
大事に扱っていこうと改めて思いました。
さて、気になる重量ですが……フロントホイールが632g。
リアホイールが856.5gとなりました。
合計、1,488.5g。
カタログスペックを参考にすると1,495gですから、気持ち軽い……。。
実物がカタログスペックよりも軽いとテンションが上がりますね(^ω^)
箱の中にはホイールの他に、こんなポーチが入っていました。
中を開けてみると……クイックレリーズや取扱説明書などが入ってました。
ポーチ自体がオシャレですね、何か別の用途に使えそうです(*’ω’*)
そんな中、ひとつよく分からないものが出てきました。
説明を見る限り、サイコンのセンサ用の磁石のようです。
よくよく考えればきしめんスポークですから、既存のセンサ用磁石は取り付けができないですもんね。
こういったものまで専用品になっているとは思いもよりませんでした。
重量は8.5g。大した重さではありません。
続いて、クイックレリーズの重量ですが……リアが59g。
フロントが55g。
……これについては、今使ってるTNiのチタンスキュアのほうが軽いですね。
前後セットで60gくらいですからw
ということで、納輪編はここまで!
次回は、導入編として記事を書こうと思います。