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Racing Zero を手に入れた!② … 導入編

さて、前回に引き続き、今回はFulcrum Racing Zeroの導入編です。

まずは、これまで使ってきたCampagnolo Ventoと比較するところからはじめました。

これに伴いCampagnolo Ventoからタイヤ・チューブ・リムテープを取り外します。

左がCampagnolo Ventoで右がFulcrum Racing Zero

……いざ写真に収めると分かりにくいですが、今回購入したFulcrum Racing Zeroは、Campagnolo Ventoよりもリム幅がおおよそ2mm広いです。

いまどき主流の、ワイドリムというやつになります。

Campagnolo VentoがC15、すなわち内径15㎜相当だったのに対し、Fulcrum Racing ZeroはC17、すなわち内径17㎜

この内径だと、700x23Cのタイヤは非推奨になるようです。

メリットとしては、リム幅が広がるとタイヤの扁平率が相対的に低くなり、コーナリング時のタイヤの歪みなどが少なくなるのだとか。

……こればかりは、実際に乗ってみないと評価できないポイントですね……。

続いて、ニップル穴の有無。

Campagnolo Ventoはご覧の通り、リムにニップルを通すための穴が定期的に空いています。

そのため、リムテープが必須、という従来どおりのホイールです。

一方のFulcrum Racing Zeroは、ニップル穴が一切ありません。

リムテープも不要。

さて、違いを確認したところで、Campagnolo Ventoから外したContinental GP4000s IIを、ローテーションさせる格好でFulcrum Racing Zeroに装着します。

チューブもサイクルベースあさひで買った新品のものに交換です。

流石に手慣れたもので、外す時以外はタイヤレバーをほぼ使いませんでした。

そもそもContinental GP4000s II自体が取り付けしやすいタイヤですしね。

続いて、これまで使ってきたCampagnolo Ventoのラチェット周りのメンテを行います。

SHIMANO HG11フリーの末端のボルトをモンキーレンチで抑え、六角レンチをクイックレリーズ用の中央の穴に差し込んで緩めることで容易に取り外せます。

固定ボルト、SHIMANO HG11フリー、スペーサーの3つが取り外せました。

取り外したハブの本体を見ますと、汚れたグリスの隙間からシールドベアリングが見え隠れします。

これ以上の分解は不毛なので、一旦グリスを除去して新しいグリスを封入していきます。

シールドベアリング内のグリスが流れ出す恐れがあるため、ディグリーザーの類は一切使わず、ウェスだけで作業を行いました。

グリスアップにはおなじみ、Park Toolポリリューブを使用します。

グリスを塗りたくったら、元通りに締め付けて完成です。

グリスアップが終わったところで、Campagnolo Ventoに新しいタイヤ、リムテープ、チューブを組み付けました。

これまでは幅16mmのリムテープを使ってきたんですが、少し隙間ができてしまい運用しながらハラハラしてました。

内径的に18㎜のほうが、Campagnolo Ventoには向いているようです。

今回はPanaracerCloser Plusを試してみることにしました。

取り付けもレバーいらずで比較的簡単に行えました。

こちらは通勤車に後日インストールすることにします。

まず前輪を取り付け……。

続いて後輪。

リム幅が広がってしまったので、ブレーキの調整が必要になりました。

ワイヤーを外して結線し直します。

変速にもズレがでるようになりましたので、再調整をかけます。

最後に、トップキャップSUPACAZのネオンオレンジに交換して完成です。

……スポークが太くなり、無骨さに一層磨きがかかったように思います(*’ω’*)

チャームポイントはこのデカールですねw

車体やコンポの色合いとばっちりマッチしています。

ラチェット音も……思ったよりも静かな印象。

Wiggleのスタッフがしっかりとグリスアップしてくれたんでしょうね。

きちんとメンテされたものが郵送されてきているのが分かって、更に安心しました。

Campagnolo Ventoと比較すると……静かですねぇ(;^ω^)

早く実走したいところですが……この長めではしばらく無理ですね。

次の晴れの休日が楽しみです(*´ω`*)

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