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中華シフターL-TWoo R9をGIANT OCR1にインスコ!

さて、年の瀬という事で、先日届いたL-TWoo R9GIANT OCR1にインストールしていきます。

パーツ構成

変速セット:L-TWoo R9

今回届いた変速セット一式がこちら。

レバー、FD、RDの3セットになりますので、これに見合う足りないパーツを揃えていく必要があります。

選択基準は、安価でかつ105クラスのコンポを装備したロードバイクで運用されている手堅いものをチョイスする、という事。

カーボンパーツなどはもってのほかです(;^ω^)

ブレーキセット:SHIMANO BR-R561

で、チョイスしたブレーキセットは前回ご紹介したこちら、中古のSHIMANO BR-R561になるわけです。

規格の都合に加え、何よりツヤのあるブラックという点が決め手になりました。L-TWoo R9との親和性もばっちりです。

これまで冷間鍛造されたUltegra BR-6500を使ってきましたから、鋳造のBR-R561だとどうしても剛性が低下するのでは……と感じるところはありますが、まぁそこは妥協点として目をつぶることにします。

クランクセット:Praxis Works ALBA 50-34T

クランクセットは、ブレーキセットと同じSHIMANOFC-RS510と悩んだ挙句、Praxis Works ALBAを選択しました。

FC-RS510もカッコいいクランクで、黒光でカラーリング的にも親和性抜群だろう、と悩んだんですが、SHIMANOのクランクセットは昨今のSHIMANO製FDとの規格の整合性と関係する形で実はうまくマッチしないのではないか……という懸念が払しょくできなかったので諦めました。
あと、Praxis Works ALBAのほうが100gほど軽いんですね。
なによりBR-R561同様美品が中古で数多く出回ってまして、今回は工具とBBまでセットで安く出ていたのを見つけてしまったので、こちらをチョイスしたという次第です。

マットな色合いで他のパーツと比較すれば色味がずれてしまいますが、まぁそこは気にしない方向で(^ω^)

スピンドルの太さが30㎜というのはこれまでに経験してませんので、剛性的にどんなものなのか……気になるところではあります。

あと、フィキシングボルトが赤くなってますがこれはご愛敬。
以前もUltegra FC-6500のボルトをブルーに変更してましたが、これはまぁ自分でもよく分からないところですが一種こだわり要素です(;^ω^)

スプロケット:SHIMANO 105 CS-R7000 12-25T

スプロケは、基本に則る形でSHIMANO105 CS-R7000をチョイスしました。
歯数は12-25Tを迷わずに選択。
トップ11Tをまず削る、というのが前提条件でした。
ロー25Tというのも昨今のロードバイク事情を鑑みると重そうなギア比に感じられますが、これまで使ってきたUltegra6500のギア比が、フロント52-38Tに対してリア12-27T……。
比較すると、フロントを50-34Tにした関係で、12-25Tを選択してももう一段分軽くなるのです。
通勤が主、よくて坂道は花岡山を攻める程度ですから、このギア比で十分です。

チェーン:KMC X11EL

チェーンは、以前Lynskey Helix Proを改修した際に余ったこちらを再利用することとしました。
前回工具が無かった関係でミッシングリンクを紛失するという失態まで犯してしまったので、工具と一緒に買い足して再挑戦です。

ワイヤー類

ワイヤーに関しては、レバーに付随してきたものや、これまでの余り物(主にSRAMのレバーの余り)の寄せ集めで対応しました。シフター用アウターケーブルのみ、NISSEN ケーブルを買い足すことにしました。

作業開始

Ultegra6500グループセットの取り外し

まずは、実質1年半使ってきたUltegra 6500を取り外すところからです。
一部パーツはグリスアップなどで段階的に着脱した関係ですんなり外れたんですが、ところどころ固着しかけて難儀するものもありました。
主にキャリパーブレーキ……ネジが抜けなかったので、最終的に反対側からアーレンキーを差し込んでたたき出す形となってしまいました。
通勤車なので雨天走行が当たり前、こうなるのは致し方がありませんね(;^ω^)

先月ある程度車体を大清掃したばかりですが、いざばらしてみれば泥だらけ。

特にBBシェル周りを中心に、噛み込んだ砂や油汚れをごっそり取り除きます。

外したUltgra 6500はいったん段ボールに格納……。
パーツごとにばらつきはありますが、ものによっては15,000km~20,000kmは運用しています。

一旦は片づけておきますが、後日綺麗に清掃して、大切に保管しておこうと思います。

きちんと整備して、直ぐにでも使える状態にしておくのはやっぱり大事なことかなと思いますので(^ω^)

スプロケの着脱

リアホイールを外し、これまで使ってきた9速のスプロケを取り外します。

フリーを綺麗に清掃してから……。

新たにグリスを盛って、CS-R7000をはめ込みます。

Praxis Works ALBAの装着

さあ、スプロケに続いて他のパーツを随時取り付けていきます。

お次はクランクセットです。
先だって専用のBBセットをはめ込むわけですが、専用の工具が必要になります。

ネジとネジ穴にグリスを塗りたくって、専用工具を利用してしっかりとねじ込んでいきます。

スピンドルが太いからか、BBシェルからはみ出したベアリング本体がシェルよりも大きく感じられます。

本来、30mmのスピンドルはCannondaleBB30などの規格を想定した太さのはずですから、こういったところで若干の違和感を感じてしまうのは仕方のない事ですかね。

続いてクランク本体を装着です。
右クランクと右BBの間にはウェーブワッシャーが存在するので、取付忘れが無いように確認してからスピンドルを押し込んでいきます。

難なく収まりました。

反対側から左クランクをあてがい、アーレンキーで締めこんでいけば装着は完了です。

SHIMANOだと3つのねじを利用する形で固定するクランクですが、SRAMFSAなどと同様に、Praxis Works ALBAはネジ1本。
そういえばCampagnoloのパワートルクも似たような構造ですね。

この構造の違いは、パテントが絡んでたりするんでしょうか?

詳しい事はよく分かりませんが……。

クランク自体の回転は渋さもなくスムーズです。これは乗るのが楽しみですね。

L-TWoo R9の装着とワイヤの結線

続いて、各変速機とレバーを装着していきます。

レバーはハンドルを外して水平かどうかを確認しながら取り付けるのが常ですが、今回は面倒だったのでフィーリングで一発ポン付けしました。

慣れとは恐ろしいもので、多少の微調整をはさみつつも概ねバシッと位置が定まることになりました。

そしていざ取り付けてみると……仕上げの粗さが出ているのか、ブラケットとハンドルの間が少し浮いているように見えます。
バーテープを巻けばまた印象は変わるんでしょうけどね(;^ω^)

各メカの取り付けが終わったところで、ワイヤーのルーティングです。

シフトワイヤーを通すルートはL-TWoo R9の場合は1つだけ。

他のメーカーは2パターン用意されてることが多いですから、この点は惜しいですね。

個人的にはあまり影響を感じないので良しとするところですが、こだわる人はとことんこだわるポイントだと思いますし、ワイヤ内装ハンドルなどでは影響がもろに出る部分ですから改善していただきたいところです。

そして今回は、各シフトワイヤーの間にテンションアジャスタをはさむことにしました。

リアはまだしも、フロントは正直未知の領域ですからね。

これまで取り扱ってきたシフトレバーは、フロント2段3段兼用のSHIMANO Ultegra ST-6510、同様に兼用のCampagnolo Veloce 10s、トリム無しのSRAM Rival 22の3つのみ。
前者2つは兼用である手前ノッチが多い設計なので、正直厳密さを欠いても簡単に調整できる代物でした。後者はトリムを考える必要が無いので微調整を意識せずとも何とか賄えました。
が、今回は全く読めません。……ということで、調整幅を多めに持たせるためにテンションアジャスタを採用することにしたわけです。
実際この選択は後に吉と出ました(^ω^)

あと地味に、リアブレーキワイヤーの取り回しを、ヘッドチューブを迂回させる形を取っています。
単なる気分の問題ですけどw

ブレーキセットの取り付け

シフターに前後する形でブレーキセットも取り付けていきます。

フロントは特に問題なく、文字通りポン付けでいけました。

問題がリア……。

せっかくロングアーチブレーキという事でBR-R561を選択したのに、なんとアーム長が1㎜足りませんでした(;^ω^)

仕方が無いので、これまで使ってきたBenefitオフセットブレーキシューを再利用する形とします。

チェーンの取り付け

チェーンの結線を終えれば、組み立て自体はほとんど終わりになります。

新たに購入した工具を利用して、ミッシングリンクをガチっと固定すれば作業完了。

これまではコネクトピンのみの運用でしたから、何気に新鮮でした(^ω^)

ローギアのサイズが25Tなので、チェーンの長さは旧来の決め方、アウタートップにチェーンをかけた時にプーリーケージが地面と垂直になるという条件に基づいて決めさせていただきました。
変速を行ってもジャムったりしないので、特に問題は無さそうです。

あと、結線して変速調整を行ってから判明したことですが、リアディレイラーを構成する部品同士が接触していた問題が一通り解消しました。

運用する上では特に問題にはならさそうです(^ω^)

気になることと言えば……ゴールドのチェーンがあまりにもダサい事でしょうか(;^ω^)

真っ黒な高級機材にインストールするならばまた印象は違うでしょうけど、これはあまりにも……。
フィキシングボルトの色も相まって目も当てられません(;^ω^)
なんでしょう、無理してゴールドのチェーンを買って首に巻いている田舎のおじさんみたいな風体になってしまいましたw

インストール完了

という事で、インストール作業が一通り完了しました。

Campagnolo Ventoを除けばUltegra6500というSHIMANO一社でほぼほぼ統一されていた自転車が……。
今回、中国、日本、アメリカ、台湾、イタリア、という多国籍軍へと生まれ変わってしまいました(;^ω^)
どのような結果になるのか……実走レポートはまた今度という事で★

なお、今回はなるべく腰を痛めないようにとほぼ蹲踞の姿勢で4時間半ほど作業しておりました。
自転車整備は性質上どうしても中腰になりまして、作業後結構な確率で腰を痛めてしまいますもので……。

……が、結局翌朝、腰は大丈夫でしたがかわりに両方の腿がどえらい筋肉痛になってしまいました。
どちらにしても筋肉痛になるのは変わらないみたいですねw

皆さんも自転車の整備を行う際には、十分腰にはお気を付けください(;^ω^)

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