はい、豊後街道めぐり第三弾となります。
今回は一気に、五里木から九里木までをご紹介したいと思います。
……正直、土地勘があまりなくてご紹介できるスポットは少ないのですが、ご容赦のほどを(;^ω^)
五里木
四里木を過ぎた先から菊陽町のお隣、大津町に入り、旧57号線から西の山間に逸れる形で街道を進みます。
住宅街の中を進むと、簀戸口跡と書かれた碑が建っていました。
参勤交代時、臨時の関所が置かれた場所のようです。
更にその先を進みますと……閑静な住宅街を貫く緩やかとした坂の中腹に……。
五里木が姿を表しました。
六里木~七里木
さて、ここからミルクロードに入り、豊後街道は阿蘇に向けて伸びていきます。
ミルクロードの入口付近、上り坂に差し掛かる手前あたりで六里木が……。
七合目付近、藪の中に埋もれる形で七里木の碑が佇んでいました。
赤水の交差点を登りきったところで右折し、二重ノ峠を下る形で阿蘇市赤水方面へと向かいます。
そんな二重ノ峠から見た阿蘇のパノラマ写真がこちら。
豊後街道の遺構
豊後街道自体は、二重ノ峠交差点を直進し、ミルクロードをもう少し先に進んだところから右に折れて、西外輪山を下るのが正道となります。
自転車なので現行の車道を通ったことになるわけですが……。程なくして、合流することになります。
峠を降りたら、赤水には向かわずすぐに左折し、県道149号線をひたすら北上。
西外輪山の麓、豊後街道の合流地点は、公園として整備されていました。
敷地に入り、砂利道を進みますと……。
石畳が見えてきます。これが本来の二重ノ峠であり、参勤交代の難所とされてきました。ここを登れば、先にご紹介させていただいた外輪山側の石畳に繋がっているというわけです。
今でも地元の小中学生が鍛錬遠足などの一環で、歩いて上まで登ったりするそうですが、ここ数年はコロナ禍で見送られてしまっているようです。
八里木~九里木
西外輪山の麓を北に向かい、さらに街道を進みます。
道中、めぐすり石なるものが。
阿蘇の四十八石(そんな括りがあるんですねw)のひとつで、裂け目から出てくる水が目の病に効くことから、めぐすり石という名前になったんだそうで。
めぐすり石から程なく進んだところに、八里木跡。
(伝)と書かれていることから察するに、一時期失われていたことが伺えます。
そこからさらに県道を北に進めば九里木……。
九里木を超えたあたりから阿蘇谷の平野部が一望できるようになり、次なる名所、内牧温泉が視界に飛び込んできました。
まとめ … 次が最後!阿蘇内牧・一宮特集
ハイ、そんな感じで九里木までご紹介いたしました。
次が最後、十里木から十三里木までの道のりと、名所のご紹介をさせていただいてから締めとさせていただきます(^ω^)