先日、通勤車のタイヤがついに限界を迎えました。
Continental GP4000sIIをLynskeyからドミノローテーションして半年ほど使ってたんですが、総走行距離5,000kmくらいで御覧の有様に。カーカス(ケーシング)の糸がトレッドの隙間からコンニチワしています(;^ω^)
実際にはリアに装着していたシーラント入りのチューブに穴が開いたのがきっかけでして……。
シーラント剤が吹き出した結果、フーレムを始め色々汚れてしまいましたので、清掃も兼ねてガッツリと交換することに。
タイヤ交換作業
チョイスしたのは、Vittoria Zaffiro Pro 5。
以前 Vittoria Zaffiro Rigid 3を使ったことあったんですが、これがビード硬い上に重く、個人的にはあまり評価が高くないタイヤでした。
しかし、バージョンアップを重ね、素材にグラフェンを採用してからの評価は非常に高いと来ています。
……お財布事情、そしてスポーツデポにも置いてあるという入手性を考えれば、チョイスとしては悪くなさそうです。
ついでにブレーキシューもスペアを購入して、交換作業に移りました。
改めてタイヤを見ると……もはやバキバキです(;^ω^)
インジケータも見てみましたが、こっちからもカーカス(ケーシング)の糸が顔をのぞかせていました(;^ω^)
ブレーキシューもリアが御覧の通り。
フロントはまだ使えそうなので継続運用します。
ついでにチェーンもチェックします。まだ伸びてないのでこちらも継続運用です。
タイヤ交換自体も手慣れたもので、前後合わせて30分ちょっとの作業で終わらせることが出来ました。
早速試し乗り……。非常に良い感触でした(^ω^)
メーカーごとに特性が違う感じがしますね、Continentalは概ねモチッとしていて、Panaracerがパリッとしているならば、Vittoriaはその中間どころというか、ポンポンとした跳ね心地で軽快に走ることが出来ます。
Continental Ultra Sports2、Panaracer Closer PLUSと、それぞれ同グレードのタイヤを随時履いてきてますので、Vittoria Zaffiro Pro 5を乗り潰すことで三社三様の比較が出来る日が来るかもしれませんw
ビジュアルも精悍です。Continentalとはまた違ったカッコよさがあるように思います。
外したタイヤの状況確認
さて、交換が終わったところで外したタイヤのほうも見ていきましょう。
タイヤ自体にひび割れが出来ていますが、どうしてもトレッドパターンを軸として生じてしまいますね。インジケータから糸が飛び出すところは最たるもので……。
高品質のタイヤでも、やはり1年ほど運用すると仮に距離を稼いでなくとも劣化には勝てないようです。なにより日本の気候、雨風湿度も劣化に影響しているのではないかと思うところがあります。
そしてサイドウォールが削れてうっすらとカーカスが透けて見えるのが分かります。Continental GP4000sIIはサイドが弱い、なんて噂を聞いてましたが、ある意味正しい評価だったのかもしれません。結局は運用に伴う劣化なので仕方がないところだとは思いますが。
タイヤを切断して断面を見ますと、もうペラペラです……。
タイヤそのものの性能はさすがContinentalといったところで、遠乗りするのには最適でしたが、通勤などで使う分には少しもったいない使い方だったのかもしれません。
とはいえ走行距離は5,000km前後というところですから、寿命を考慮すると十分走ってくれました。
さて最後に……パンクしたシーラント入りチューブを見てみましょう。
半分に切ったところ、なにやら玉状の何かが二つ飛び出てきました(;^ω^)
……これはシーラント剤が固着した結果生まれたものでしょうか、それとも何か別の理由で最初から入っていたもの……?
イマイチ使いどころが悪いので、シーラント入りチューブは今後買う事はないと思いますw