自転車ネタの写真を漁っていたら、ご紹介し損ねていたライド記録が出てきたのでエントリーしてみようと思います。
今年の上旬、五木村や五家荘を中心に走ったりしてたんですが、その中で1度だけ中途半端に走った個所がありまして……。
書きながら思い出したんですが、この日のライドは後に紹介するある林道を、改めて紹介するために再度走ってから記事にしよう、と思ってストックしていたものでした。が、先の台風14号で界隈の道が通行止めだらけになってしまい、モチベーションが尽きてしまいました(;^ω^)
ということで、最後は矢部のケンチキに立ち寄ったライドでもありましたので、毎年恒例の矢部のケンチキライドとしてまとめてみることにしました。
子別峠へ向かう道
今年は五家荘に通じる道として、大通峠、二本杉峠、ぼんさん越と、1級~超級を次々と攻略していきました。
過去にも、せんだん轟に向かうルートとして笹越峠を半分ほど上り下りしてますし、朝日峠に至っては五家荘からの定番の帰り道になってたり……意外にあらかた攻略が済んでいるといった塩梅です。
そんな中、唯一の未踏の峠になっていたのが子別峠。こわかれとうげではなく、こべっとうと呼ぶそうですが、いうなれば五木村に向かう峠道の中でもっとも有名な峠になるかと思います。
それは、五木の子守唄で歌われた舞台そのものだからです。
まず、いつもは帰り道に使うことが多い氷川ダム脇の県道を登り、八代市泉支所地域振興課の建物付近から右折。
県道247号線をひたすら下って久連子を目指すルートを選択しました。
時期が5月でしたので、道中見つけた藤の花がとてもきれいでした。
咲いていたのが、廃墟となっていた保育園跡地……建物自体はとてもきれいだったんですけど、過疎化・少子化の煽りでしょうね……、花は綺麗ですけどなんか切なさも募ります。
さらに先へと進むと、綺麗な沢とこれにかかる石橋が姿を現しました。高原(たこら)橋というみたいですね。
新緑がまぶしい初夏の空気を浴びながら気持ちよく走ることが出来ました。この空気の中、多少の登坂も苦にならないですね(^ω^)
と、思ってたら……残念ながら通行止め(;^ω^)
や、最初から分かってたんですけどね、入り口にそういう看板が出てましたから。
ただ……自転車ならいけるやろ、という全く根拠のない淡い期待を抱いてついつい登ってしまったんですよw
しぶしぶ氷川ダム界隈まで下ることにしましたが、どうやら私と同じ考えの人が居たようで、同じような格好のローディがこちらに向かってきます。
「通行止めですよーw」と教えると「あ、やっぱりw」との返し。
……何なんでしょうね、あのダメと分かってるのに挑戦したくなる感じはw
釈迦院北部…名称不明な林道
さて、小別峠に行けなかった手前ルート変更は必至。
ということで、前々から気になっていた、日本一の石段(釈迦院御坂遊歩道)に繋がる道の奥、謎の林道をアタックしてみることにしました。
地図を見ると、そこから釈迦院の北部を横断する格好で二本杉峠の入り口付近に繋がっているようです。
……Stravaなどを見てもセグメントが見当たらず、誰かが走ったという記録もあまりない様子。
面白そうなので挑戦してみることにしました。
が、これがまたまさかの激坂……!
道中キャンプ場の跡地が存在してましたが、あくまで林道であり普段使いしている人はほとんどいない様子。
人気のない廃墟をしり目に急こう配を頑張って登りますが……子別峠で消費した脚がついに売り切れてしまい挫折w
道中咲き乱れていたシャガの花の脇に腰かけて補給食を口にして休憩。
暫くしてから先を急ぎます。
そして、遂にこの自転車乗りを殺すグレーチングで心が折れました(;^ω^)
距離的にはまだ1/3も進めていません……が、時間的にもちょっと厳しそうです。これはしょうがない、という事で、折り返してまた別の道へと向かう事にしました。そもそも無計画すぎますねw
攻略できなかったのは残念ですが、入り口付近にある釈迦院川とこれにかかる砂防ダムがかなりエモい風景でして(写真撮る余裕なかったのが惜しまれますが)、何よりコンディションを整えて再挑戦するには楽しそうなルートなので、また路面状況が落ち着いた頃合に再挑戦してみようと思います。
矢部のケンチキを買いに
素直に道を下って国道へと合流し東へ。
毎度おなじみの霊台橋を経由して、矢部へと向かいます。
そして矢部のケンチキを買って帰りました(^ω^)
例の林道のセグメントを切ってみた
ウチに帰って今日走った林道のセグメントを切ってみたところ……。
丁度上り坂の最高点近くまで攻略自体はできたようですが、御覧の通り鬼のような平均勾配(;^ω^)
ここまでの位置でも林道的にはまだ1/3以下の距離という恐ろしさ……。
距離的にも凶悪度的にもなかなかのものという事で、私は此処を隠れ二本杉と名付けることにしましたw
攻略のし甲斐がありそうです(^ω^)