再び、今度は昨年の春先のライド内容を記事にしようと思います。
場所は熊本県山鹿市鹿央町。
以前も記事にしたことがございますが私の故郷となります。
今回はたまたまですが、今では廃校となってしまった当時の3校区、山内、米野岳、千田にそれぞれ存在する史跡を、順番に回るサイクリングとなりました。
熊本市から山鹿市に向かう道はたくさんありますが、今回は金峰山を超えて熊本市植木町をかすめ、前走ったことのある山鹿市鹿央町の南側、県道55号線を進み霜野から向かうことにします。
山内校区:康平寺
ということで、まずは山内校区です。
以前紅葉をご紹介した霜野の名所、康平寺に向かいました。
詳細につきましては依然ご紹介した記事に書きましたので、今回は割愛いたします。
……この段階ですでにお腹が減りましたので、ちょっとだけ寄り道してご飯から先に食べることにしました。
レストハウスキング
それがこちら、山鹿市鹿央町のお隣、和水町にある、レストハウスキングです。
昭和の雰囲気たっぷりのレストランで、家族で昼食に訪れたこともあります。
内装もごらんの通り!
ランプシェードがエモいですよね!(*’ω’*)
名物はこちら、ランチの牛カルビ焼肉ランチです!
お肉もさることながらソースがまたおいしくてご飯がガツガツ進みます(^ω^)
ちなみに当日食べたのはもう一つの名物、和風ポークソテーランチ。
以前家族で訪れた際にカミさんが頼んでたんですが、これがまた美味しそうだったので今回思わず頼んでしまった次第ですw
そんなこんなで腹ごしらえを済ませてから、先に進むことにしました。
岩倉~岩原の農道
そこから再び山鹿市へと入り、ここから米野岳校区を走ることになります。
今度は山鹿市鹿央町岩倉から、とある林道を利用して、山鹿市鹿央町岩原に侵入します。
前回同じ場所を走った時に通行止めで侵入できなかった道になります。
ごらんの通り落ち葉だらけ……使っている人も相当少ない道であることが一目でわかります。
スリップしないように慎重に走ります。
道中、なかなかにエモいコブを携えた杉が生えてました。
そして……しばらく進んだところで、堤が姿を現しました。
ここまでくれば、出口まであと一息です。
……ここだけの話、この農道のこちら側の堤界隈ってのが、私の幼少期の遊び場の一角でして。
「きけん!立ち入り禁止」と書かれた看板をガン無視してその藪の奥に友達みんなで侵入して軽く遭難しかけたことがあるほどです(;^ω^)
今思えば文字通り「きけん!」な話で、とても息子にはお勧めできませんw
堤を2つかすめれば、林道の出口である鹿本地区広域農道と合流します。
前回同様、熊本県立装飾古墳館を目指そうと思いましたが……なんとここから先が通行止めとなっています。
しょうがないので農道ではなく、県道55号線に戻る形で目的地を目指すことにしました。
それこそ故郷の道を辿るルートですw
米野岳校区:鬼塚古墳
県道55号線を途中に左に折れ、老人ホームのある敷地の脇の農地のあぜ道を進んだところに古墳があります。
鬼塚古墳。
実は、この隣の老人ホームのある場所にはもともと保育園が存在してまして、私自身、ここに通っていた身なんです。
流石に40年近く前のことなのでうっすらとしか記憶には残ってないんですが、遠足みたいな感じでこの古墳にも足を運んでいたとは思います。
その後、小学校、中学校と進むにつれてこの古墳の存在を忘れてしまい、今回足を運んだことで思い出したほどですから。
なんとなく、その時に見た風景が今でも夢に出てくるんですが……他の場所と混ざっている可能性もあるため確証がありませんw
あと、亡くなった祖母から聞いた話では、この界隈に当時尋常小学校があり、祖母もそちらに通っていたとのこと。
教えてもらった場所と合致するんですが、これは古墳の情報との記憶の取り違え……なのか、同じ場所に存在していたのか……?
今となっては分からずじまいですw
古墳に登りますと、お堂が建立されていました。
いささか形もいびつですが、どうやら一部崩れて石室がむき出しになっているようです。
訪れた当時はそのことに気付かなかったため、写真には収めてませんが……。
米野岳校区:岩原八幡宮と八坂神社
古墳からほど近いところに、二つの神社が並んでいます。
そのうちのこちら、岩原八幡宮こそ、私の幼少期での友達同士での集会所でした。
境内でエアガンの打ち合い、ロケット花火をバズーカと称してぶっ放したり……。
絶対やっちゃだめです、いやマジで(;^ω^)
実際、当時の大人たちにしこたま怒られました。(学校の先生に苦情が行ったりとか)
私はどちらかと言えば大人しいほうではありましたけども、そこは昭和生まれの田舎の子、群れたらタチの悪いガキ集団の一員として、そこそこハデに遊んでいた記憶があります。
こうして境内を見ますと、基本何も変わってないですね……。
結構なメンツが町を出て、他県に就職したりしましたから、今となっては繋がりもありません。
みんな元気してるかなー。
さて、道向かいにはもう一つ、八坂神社があります。
こちらは例外的に、誰も敷地に侵入して遊んだりとかはしませんでしたね。
……何かいわれがあるのか?今となってはこの事実も謎の一つです。
米野岳校区:熊本県立装飾古墳館
ここから八坂神社の方向にある、かつての友人宅にも通じる思い出の道を抜けて先を進みます。
昔行ってた駄菓子屋も姿を消していました……。
熊本県立装飾古墳館にすぐさま到着です。
少しだけ休憩して、今度は千田を目指します。
千田校区:八島公園と千田聖母八幡宮
国道3号線が見渡せる田園地帯に沿って走る農道をひたすら南下する形で進みますと、きわめて不思議な公園が姿を表します。
八島公園です。
どうも天皇所縁の土地のようで、1700年ほど昔、熊襲征伐の過程で生じた8つの小さな島を祭った公園だそうです。
実際小さな島が複数存在し、それぞれに橋が渡されています。
昔から変な公園だなーと思ってたんですが、由来も由来で伝説が大きすぎて、いまいちピンときません(;^ω^)
その公園の脇を見ますと、これまた昔からあるんですが大きな鳥居も存在します。
その先に、千田聖母八幡宮が存在します。
熊本県下においても歴史が相当古い神社だそうで、八島公園に関連しているところだという事です。
この日は境内には入りませんでしたが、神社自体はとても大きく、祭られているご神体も立派なものだそうです。
ちゃんと回ってればよかったな、と今更ながらに少し後悔しているところです(;^ω^)
といったところで、この日のサイクリングは終了となりました。