要らない部品が増えてきたので、メルカリを利用して色々手放すことにしました。
チェーンリングやバッシュガード、バーコンの残りやフロントディレイラーなどなど。
ガラクタが大半なので売れないかなあと思っていたら、思いのほか順番に売れていってます(;^ω^)
新品の部品だと既存のパーツと馴染まないからということで、あえて中古を選ぶ人もいるようで……。
自転車趣味の奥深さが垣間見えますw
ということで、その反動も相まっていわゆる中古品というものを漁るクセが自然と身についてしまいまして……。
結果的に、あるものを一つ手に入れてしまいました。
BB-7700。
20年ほど前のDURA-ACEのボトムブラケット(BB)の中古品になります。
2900円で手に入れました。
……。
……いや、これだけ買ってどうすんねん、という話ですがね(;^ω^)
単純な話になりますが、色々自転車をメンテナンスする上で、いわゆるベアリングまわりを直接いじる機会がなくてウズウズしておったわけです。
何か手軽にバラせる自転車部品がないか、と探していたところで見つけてしまったという次第。
単に、いじってみたかったんですw
実際に見てみると、使用感もありーの、キズもサビもそこそこありーので十二分に使い倒されてきたことが自然と見て取れます。
とりあえずは左ワンの玉押し調整部品を外して、ネジ山の手入れから。
ざっと拭き上げたところで、ワン、シャフト、ハウジング、シールにざっくり分解。
そもそもこのBB-7700、ぱっと見はカートリッジタイプのBBに見えますが、横に引っ張るだけで簡単に分解できます。
さて、ココからが本番ですね。
左右のワンに収まっているベアリングを分解していきます。
ピンセットでCリングを外すと、玉とニードルがポロポロとこぼれ落ちていきました。
玉、ニードル、リテーナーにそれぞれ腑分けし、中性洗剤を薄めた洗浄液の中にぶっこんでいきます。
玉とニードルは紛失が恐ろしいので、ネットで拾った情報を元に、ダイソーの茶こしに入れてからゆすぐ、という作業を行いました。
ひとしきり汚れを落としたところで、改めて水洗い後に水気を拭き取ります。
残ったワンの内側をウェスで拭き上げると、本来の光沢が姿を表しました。
中古とは言えど、光沢が実に美しいですね(・∀・)
左ワン、右ワンの順で分解を試み、全てを洗浄して並べてみると……この部品数(;^ω^)
組み立てちゃんと出来るかしら、とちょっと不安にはなりましたが、リテーナーにSHIMANOプレミアムグリスをなすりつけて、
玉とニードルを盛ってしまえばあとは逆に組み上げるだけ。
すぐに元通りになりました(・∀・)
ニードルが二個ほどサビかけてたのと、まだシャフト自体にグリスを塗布していないことも関係してか多少のゴリ感が残っていますが、
なんかまだまだ普通に使えそうな勢いです。
しかし、やってみると結構簡単な作業でした。
レストアという観点では、錆や傷をを完全に落としたりとか、光沢を出したりとか、様々な追加工程が存在するとは思いますが、今の私にはこの程度で十分でしょうw
……これをどうにかして運用してみたいところですね、今いまはクランクが手元にないのでいかんともしがたいですけど(;^ω^)