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Lynskey Helix Pro 2019 組み立て・その2

Lynskey Helix Proの組立作業を本格的に開始しました。

九州北部もようやく梅雨入り、遅れを取り戻すかのようにまとめて雨を降らせてくれますので、
外出できないんですよね、その分ちょうどいいとも言えますが(;^ω^)

まずは、これまで使ってきたGIANT OCR1(2005)からパーツをアンインストールする作業から。
ハンドル、レバー、フォーク、ヘッドパーツと……バラしては汚れをウェスで拭き落とすという作業を
延々と続けていきます。

3年間、少しずつグレードアップさせながらここまで作り上げた一台だけに、
少しさみしくもなりましたが……。

まぁ~、ヘッドパーツはグリスが変色してギトギトでしたし、ブレーキセットも隙間は砂利だらけ、
フォークも裏返せばドロで地層のように汚れてました(;^ω^)

どちらにしてもオーバーホールのタイミングだったのかな、と思わなくもないですねw

分解の目処がついたところで、組立工程に入ります。

最初に、外したレバーをNITTO B135に装着して位置を決めます。

シャローハンドルなので、位置決めはわりとやりやすいですね。
ハンドル下部とレバーの先が水平に揃うところで固定します。
そしてこの段階でステムをセット。ボルトもすべて新品に換装しました。

続いてポジションを定めるために、ホイール、シートチューブ、サドル、ハンドルの順に
インストールを進めていきます。

カーボンパーツにはファイバーグリップを利用し、金属面はプレミアムグリスを利用。
ここまではほぼほぼカーボンが中心なので、グリスの出番は殆どありませんでした。

取り付けたところで、自前で計算したフィッティングの値を参考に位置決めです。
ハンドル高は計算ではじき出されたものよりもあえて+5mmほど高く設定しました。

サドル位置はGIANT OCR1(2005)の頃と比較してヘッドチューブ長が短いことを考慮し、少し前に出す形で調整。

実際に跨ってみて具合を見ながら、いい感じになるまで微調整を繰り返します。

ハンドル自体も、今の自分のポジションにいい感じに合わせやすい形状をしているようです。
下ハン、ブラケット、共に気持ちの良いポイントで設定することができました。

続いて、残ったクランク、ブレーキセット、ディレイラーといった
コンポーネントパーツをインストールしていきます。

ここからはチタンと接するパーツがほとんどになりますので、焼き付きを防止すべく、
プレミアムグリスチタンプレップをミックスさせながらパーツをねじ込んでいきます。

銅を含んでますので、余計なとこに付着しないう慎重に……。
付着しても拭き取ればいいだけですが、拭きムラがものすごく目立つのでグリス以上に気を使いました(;^ω^)

BBに関しては、サイクリスタ熊本さんでタッピングをかけていただいたのが功を奏しまして、
最初と比較してもよりスムーズにねじ込むことが出来ました( ・∀・)

クランクも手でスコっと簡単に着脱できます。精度もバッチリで安心しました。

続けて前後ブレーキセット、リアディレイラーと続き、ボトルケージを移植すれば……。

ワイヤ以外の組み立てがこれで大体完了です。

狙い通りの無骨なシルエット!

後はワイヤーを張ってコラムカットをすれば一通り完成ですが、
日没に達したため、一旦ここまでで中断です。

初めてのシャローハンドル、しかもランドナー用ということで、
正面からの表情も大きく変わりました。

ハの字に広がるレバーのカッコいいこと!

完成が楽しみです!(*‘ω‘ *)

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