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Momentumブルホーン化計画

今回は、通勤用の自転車(Momentum)が壊れたのでこれを修繕した、という話になります。

ここ最近はケイデンス90rpm前後でキープしながら走るということを特に意識しながら自転車を漕いでおりまして、
それに伴いギアチェンジを結構マメに行うクセがつき始めました。

結果、まあ自明の理とでもいいましょうか、激しいギアチェンジに耐え切れず、シフター(STI)がものの見事にぶっ壊れてしまいました(;^ω^)
買いたての自転車ならいざしらず、ほぼ5年は乗り倒した自転車のシフターですから、まぁ仕方がないですねェ……。

壊れたST-2300(右)がこちら。
最初にネームプレートが外れ、それから数日後にシフターのケーブル巻き上げ機が破損。
8段変速が4速になり4速が2速になり、結局シフターが制御不能に……。
外したあとに改めて部品の中を確認してみましたが、ケーブルを固定していたパーツが完全に破れて欠落しておりました(;´Д`)
これはとても修理できる状況ではありませんね。STI自体が精密機械なので、壊れた時点で即交換ということになってしまいます。

しかし、ST-2300はすでに生産を終了しており、後続機のST-2400 Clarisも、左右セットで¥10,000はするという高価なシロモノ。

このお値段で、SHIMANOのロードバイク用シフターの中では一番グレードが低いというから、恐ろしいものです(;^ω^)

なので、単純にSTIを交換するという発想を一度捨て去り、目標額¥10,000以下で修繕を行う、という計画をぶち上げることにしました。
結果、以前の記事でもぼそっとつぶやいたブルホーン化がお値段的にも手頃だったので、これを実行することにいたしました(・∀・)

とにかく安い、という理由で、まずヨシガイ製のDIA-COMPE バーエンドコントローラを注文しました。
俗にバーコンと呼ばれるタイプになります。
今まで使っていたシフターがいわゆるSTI(ブレーキとシフターが一体化したシステム)であったのに対し、こちらはシフター単体となります。
従来のシフターがインデックスタイプ(8段階でカチカチとシフトチェンジするタイプ)なのに対し、こちらはフリクション(段階が存在しない)タイプ。
昔のロードバイクのシフターに逆戻りするような感じですが、とりあえず安いから良いやということでw

早速一緒に買ったブルホーンハンドルに差し込んでみようと試してみました。

が。

バーコンの対応サイズが内径19mm~22mmであるのに対し、買ったブルホーンハンドルの内径は17.5mm前後。
入りません(;^ω^)

大体ネットの情報で事前に分かっていたことではありましたので、ダイソーで100円のヤスリを書い、実質4日かけてバーコンの土台を削ることで対処しました。
しかし、この段階で少し心が折れまして、削り終えたのは左側のみ……。
ココで考えを少し改め、この際なのでほとんど使わないフロントディレイラーは外してしまって、左シフトでリアを動かすという構成のブルホーン自転車にしてしまおうという発想で作業を継続しました。

結果的にブルホーンハンドルにバーコンを装着することができました。
ちなみに、バーコンを固定するための金具は利用せず、ダイソーで買ったアルミワイヤーをぐるぐる巻きにする形で代用していますが、特に問題は起きておりません。
ブレーキレバーは、最初から付いていたTEKTRO RL-570(補助ブレーキ)を、そのまま流用する形とします。
ネジが錆び放題だったので、代わりのネジを代用しました。
従来のハンドルと比べて若干細いため、これまたダイソーで購入した0.3mmのアルミ板をシム代わりに数枚挟んで固定しています。
両面テープ付きだったので作業も行いやすく、想像以上にガッチリとした状態に仕上がってくれました(・∀・)

ハンドルの全景はこんな感じです。
左だけにシフターが付いているというなんとも不格好なハンドルですが、意外に気に入っていますw

なお、ここまでについては何一つ推奨できない工程尽くしなので、
参考にされる方は是が非でも自己責任でお願い致します(;´Д`)

ハンドルが組み上がったところで、早速自転車本体に装着しました。
シフト用のワイヤーも全て交換と相成りましたが、まぁなんといいますかずっと交換していなかったためにサビ放題のホツれ放題でした……(;´Д`)
シフターの寿命をそもそも縮めた原因はココらへんのメンテナンス不足だったのではないか、と今は猛省しております。
ていうかよくまあこんなボロボロの状態で阿蘇とか行ったもんですね、空恐ろしくなりました……。

壊れたST-2300ともこれでお別れです……。
いわゆる親指シフトと言われる製品ですが、シフトアップとシフトダウンが別になっているからこそ、個人的には使いやすいシフターだったように思います。
今までありがとう(・∀・)

さて、シフター周りの交換が済んだところで、この際だと思いバラせるところは全部バラしてプチオーバーホールをかけることにしました。
1月に交換したチェーンを今一度切断し、前後のディレイラーを車体から外してバラします。
FD-2300はこれ以降利用する予定が無いため、ST-2300共々これでお役御免となりました。
問題はRD-2300の方で、プーリーケージの中が油とドロでとんでもないことに……(;^ω^)
プーリーケージそのものを分解してキレイに拭き上げ、グリスアップをかけました。
やってみると意外と簡単な作業でした(・∀・)
ブレーキワイヤーの方もこれまた1月に交換したインナーワイヤー1本を除き、新品と交換。
錆びたネジなどもサンポール中性洗剤脱脂洗浄剤の組み合わせでサビ落とし&洗浄をかけました。
最後にワイヤーの取り回しを調整して、バーテープを巻いてほぼ完成。
ブレーキのインナーワイヤー自体はサイクルベースあさひのワゴンセールで安く買い叩いたSHIMANO純正のものを利用、その他のワイヤーはアリゲーターの製品を利用したので、かなりお安く仕上げることができました。

修繕の結果、足回りがすこぶる軽快な自転車が出来上がりました!(・∀・)
左シフトによるリアのシフトチェンジも問題なく行えますので、思惑通りの仕上がりです。
フリクションタイプのシフティングも最初は戸惑いを覚えましたが、慣れてしまうと簡単なものですねw
むしろSTIよりも楽しく感じられます。

最後に、フロントをシングルにしたことでアウターチェーンリングが不要となりましたから、代わりにバッシュガードを充てがいました。
コレにて修繕完了と相成りましたが、結果としてロードバイクとは言いがたい自転車が出来上がってしまいました(;^ω^)
岳父からプレゼントされたリアキャリアに、雨よけのフェンダーとダイソーで買った反射シール……。
更にブルホーンハンドルときてますから、ロードバイクでもなければスポルティフでもない、ランドナーでもなければメッセンジャーバイクでもないというなんとも奇特な1台となっておりますw
あくまでオンリーワンな、私だけの通勤用自転車ということで(・∀・)

将来的にはフロントを42Tにしたうえで、スプロケクロースレシオ寄りにしたいと考えています。
※2016年3月30日:12-23Tのクロースレシオにしました(・∀・)

今回の修繕結果を整理すると次のようになりました。
しれっとサドルも交換してますw

ホダカ Momentum iWant 2.1m-C 2016カスタム
フレームアルミニウムインテグラルヘッド
フロントフォークユニクラウン スチール
BBセットVP-BC73 110.5-68mm
クランクセットWHEELTOP DSS110-XD2WR 39T 170mm + SHUN チェーンリングガード PCD110 42T
チェーンSHIMANO CN-HG40
ペダルWELLGO LU-C16
ハンドルバーSBJ ブルホーンハンドル 25.4mm 410m
ハンドルステムHL DA-32 25.4mm 90mm
バーテープSBJ バーテープ
ブレーキTEKTRO TK521AG 47-57
ブレーキシューSHIMANO R50T2 + TIGORA ブレーキパーツ
ブレーキレバーTEKTRO RL-570 BK
F・ホイールALEX ALX280 20 Hホイールセット
R・ホイールALEX ALX280 24 Hホイールセット
タイヤMICHELIN DYNAMIC 700X25C
F・ディレイラー
R・ディレイラーSHIMANO RD-2300 8S
シフトレバーヨシガイ DIA-COMPE Bar End Control Silver(左のみ)
R・スプロケットSHIMANO CS-HG50-8W + SRAM PG950 9S
12-23T (12-13-14-15-17-19-21-23)
サドルSam Moanie MTBカスタムシート (Black/Blue Type2)
シートピラーHL SP-214 30.9ΦX300
付属品ベル
GENTOS LEDバイクライト BL-350
Ruler アルミバルブキャップ 仏式バルブ用 ブルー
CNC ヘッドセットパーツ スペーサー OS 3MM ブルー
LIXADAカーボンコラムスペーサー
FLINGER(フリンガー) SW-819FR フェンダー前後セット
TOPEAK(トピーク) MTXビームラックEX
重量11.5kg(推定)

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