FINISH LINE(フィニッシュライン) ファイバーグリップ 50g TOS07800

1,478円(04/26 21:51時点)

Amazon

車体の清掃を一通り終えたところで、ハンドルを外してフォークとヘッドセットを引っこ抜きます。
10年ぶりに白日のもとに晒されたヘッドチューブの中がこちらになりますが……思いの外綺麗でしたｗ

流石にヘッドセットのシール界隈には汚れが付着してましたので、ウェスで優しく拭き取ります。
ちなみにシールドベアリングが使用されている箇所はあくまで拭き取りだけで済ませるのが私のポリシーです。
シールを外してグリスアップとか、かえって精度が落ちるような気がしているので（；＾ω＾）
あ、カップアンドコーンタイプは別ですけどねｗ

ヘッドパーツを構成する部品を並べてみました。
上段が下ワン、下段が上ワンとなっています。
逆に置いて撮影してしまいました（；＾ω＾）

FSA Orbit SPX (No.26G)は、改めて見れば確かに特殊ですね。
本来、インテグレーテッドタイプはフレーム本体が玉受けとして機能する設計ですが、こちらはフレームとの間に上下一枚ずつ追加の部品が存在します。
これが玉受けとして機能する設計になっているようです。

どちらにしてもゼロスタックタイプと違い手で取り外せる為、非常にメンテナンスがし易い構造なのは間違いありません。

ベアリング自体もまだまだよく回ってくれるので、清掃後にポリリューブを塗りたくって、そのままもとに戻しました。

続いて、外したフォークを並べてみました。
比較してみると、GIANT OCR1のフォークのほうが1cmほど長いようです。
GIANT OCR1は本来、フェンダーや荷台を装着することを前提としたフレームとなっておりますので、それを見越して長めの設計になっているのでしょう。
この影響で、装着出来るブレーキがロングアーチに限定されてしまうんですね。

フォークが短くなる影響で、車体が前に1cmほど沈み込むことになりますが、ハンドルの高さを相対的に上げることでこれらの誤差を補正することとします。
この件はとりあえず置いておくとして……。

とりあえず、クラウンレースを取り付けてシコシコと組み立てていきます。
前述の通り、手で組み付けられるので楽でいいですね(・∀・)

そんなこんなでトルク管理をしながらササッと組み上げ、軽く近所を試走してみました。
長距離を走らないと直接的な評価は下しづらいところですが、心なしか路面からの振動が軽くなったように感じられます。
通勤車であるMomentum iWant2.1m-Cのフォークがスチール製で、コレがめっぽう振動吸収能力が高いんですけど、それと同じようなフィーリングがあります。

コレは期待できそうですね、せっかくの正月休み、走り込んで効果を試したいところです(・∀・)

そして何よりハンドルが軽い軽い……従来と比較して200gの軽量化につながりましたので、ヒルクライムにも効果を発揮してくれるものと期待しています。

先述の通り、ハンドルの高さも従来の高さと合わせる格好で、スペーサーを1枚増やして対応しました。

コラムがだいぶ余ってしまいましたが、フルカーボンフォークということもありますので、むやみに切り取るよりはこのままのほうが頑丈そう……ということでこの長さで運用していきます。

懸念点を上げるとするならば、ステムを固定するボルトを舐めてしまったことでしょうか（；＾ω＾）
アルミ製のボルトを利用しているのですが、M6サイズともなると弱すぎてとてもとても……。
仮にハンドルの高さ調整行ったりする場合は、まずこのネジの対処が必要になってくることでしょう。
億劫ですけど自業自得ですね（；＾ω＾）
次は普通のボルトか、チタン製のボルトを使ってみようと思います。

ベルはCateyeのものに交換し、ライトの下に取り付けました。
通勤車と入れ替える形での運用です。

そしてフロントブレーキの船も、SRAMの純正品に取り替えました。
これでようやく本来の性能を発揮してくれるようになりました(・∀・)
リアは従来通り、オフセットシューのままで運用していきます。

ということで、せっかくの正月休み……。
この構成で、新年を迎えたいと思います！(・∀・)

★スペック表

Related posts:

３年間の自転車いじりをまとめてみました ペダルの入れ替え タイヤの寿命は3,000km？ … ロードバイクのタイヤ交換 2015年ロードバイク改修白書 SRAM RIVAL22 キャリパーブレーキを搭載しました！